【人生のほんの1日】20240107 ピアノインスタライブをやったりなど
【ピアノの通し練習インスタライブをしました】
今日は、最近ちょっとしたプチ本番気分で演奏できて人前演奏のアガり症克服に結構有効だなと感じているインスタライブでの通し練習ライブをしました。
インスタライブでの演奏は、私の場合、リアルタイムで視聴する方は少ないのですがカメラを自分の後方に設置するので、演奏中は「誰かが聴いているかもしれない」という軽い緊張を伴います。見られている(かもしれない)緊張をしつつ集中して演奏しないといけないので、ちょっとした本番気分になれ、人前演奏のメンタルトレーニングにちょうど良い感じと思っています。
※楽興の時第4番と初収録のパスカル・ヒメノの演奏がたいへんヒドいですが、どうぞおおらかなお心でご覧いただけたら幸いです。
私は人前でピアノ演奏する際に超絶アガってしまうのが、ピアノを習い始めてからずっとコンプレックスで、メンタルのトレーニングなどいろいろなアプローチでアガり症克服のための努力をしてきました。
本番演奏時のメンタルの改善については下記の本にあるルーティンメソッドがたいへん役に立ち、現在でも本番演奏や動画収録の際にこのメソッドを常に使っています。
この本で紹介されている方法は、演奏をする際に気を散らさずにフロー状態で演奏に集中することができるので、アガるアガらないに関係なく、集中度の高い良い演奏をするためにとても有効な精神集中のテクニックと思います。
とはいえ私の経験からいうと、たとえば人前で弾く本番が年に一度の発表会だけだったりすると、やはり普段とは違う「悪い緊張」をしてしまうものなんですよね。
つまるところアガり症を解消する一番の方法は、「場数を踏んで慣れるしかない」ということだなと、この1年ほどの経験で感じるようになりました。
コンクールとか発表会はどちらかといえば緊張度の高い本番だと思うんですね。
もっというならストリートピアノの聴衆も結構クリティカルな聴き手もいたりするので、アガり克服のためのストリートピアノの挑戦は、意外と心理的ハードルも高く、演奏での失敗経験は心の傷になるような気がします。
私的には、審査員の先生の講評をいただける演奏会「ピティナステップ」が、ほどよい緊張度で本番慣れするための舞台としてはとてもよいなと感じています。
お上手な方もたくさん出場されますので、とても緊張度が高いようにも思われますが、聴衆はその演奏組の人たちと審査員くらいの少人数なので、ステージ演奏とはいえ聴衆が少なく緊張度は低めです。
そして、審査員の先生の好評もとても前向きで励みになるアドバイスをいただけるので、たとえ失敗しても落ち込むような事態にはなりません。出演者のみなさんも人前で演奏することの緊張感や難しさを同じ立場で理解している聴衆なので、とても会場の雰囲気があたたかく、やはり緊張はしますが比較的落ち着いて演奏しやすい場だなと思います。
アガり症で悩んでいらっしゃる方には、大本番前のプレ本番あるいはリハーサルのような感じでピティナステップの舞台を活用されるのもひとつのテかもしれませんよ😊
【今日のピアノ練習 2024年の新曲なども練習始めました】
【ウォーミングアップ】
反進行のスケールシャープ4〜6個の長短6調
【ツェルニー 30番 3、15番】
15番をメインに練習
【坂本龍一 「andata」】
ラストの方の雰囲気を重視してメンテ通し
【坂本龍一 「The sheltering sky」】
楽譜ガン見でゆっくり通し弾き込み。
【スカルラッティ ソナタ K.466】
本番気分で通し練習。
【スカルラッティ ソナタ K.87】
2024年開始の新曲です。今日は前半を超絶ゆっくり通す練習。
【パスカル・ヒメノ
演奏会用リズムエチュード 1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
2024年 舞台に乗せて磨いていきたいセット2曲。
ファンキーは、2分音譜=80で通す練習をしました(楽譜指示は132なので概ね完成の60%の速度)。この速さで安定して通せるようにしてからの速度アップを目指します。ラストの10小節がとても難しいので、今日はラストのパートを時間を割いて練習しました。
ボレロは、超絶ゆっくり止まらないように通しました。
【ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲】
主題から第11変奏までを丁寧におさらいしました。
【ショパン バラード第2番 op.38】
今日は1~3ページめまでをゆっくりでも綺麗な音を重視して弾く練習。
【スクリャービン エチュードop.8-11、12】
今日は11番をゆっくり最後まで通し、2024新曲の12番を最初の16小節を超絶ゆっくり譜読み弾き
【フランク「前奏曲、フーガと変奏曲」(バウアー編)】
前奏曲の譜読み続き。
【モンポウ「前奏曲第7、9番」】
7番を1回通し。
【バッハ トッカータ ホ短調 bwv 914】
最初の4ページを超絶ゆっくり丁寧に弾く練習。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
2024年 舞台に乗せて磨いていきたいセット2曲。
今日は3番の暗譜仕上げ通しと
4番の通し練習を速度をいくつか変えて表現も重視して数回。
【ドビュッシー 版画】
【スクリャービン エチュードop.2-1】
版画は全曲通し練習。
スクリャービンはホロヴィッツなどの音源も聴いてイマジネーションを高めて表現の豊かさを志向した練習。
【ベートーヴェン ピアノソナタ第17番「テンペスト」 op31-2 全曲】
今日はお休み。
【初見練習 フィリップ・グラス エチュード第2番】
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