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【植栽家の日常】20230311 今日の出荷品から植物の見どころを言葉にしてみる

本題に入る前に備忘録としての日記。
起床前の読書タイム。引き続き落合陽一さん著「忘れる読書」を。


読書の後、起床。
自分調合のハーブティーを淹れて、体を内側から温ためながらピアノ朝練を開始。
今週は気持ちを落ち着けるのを第一に考え、「植物性の精神安定剤」ともいわれるパッションフラワーと、カモミール、ペパーミントなどをブレンドしています。

パッションフラワーの精神安定効果は私の体感としてはとても心地よくて、お気に入りのメディカルハーブのひとつです。ただ、パッションフラワー単体のティーは味がハッキリしないので、カモミールなど積極的に美味しいハーブとブレンドするのが吉ですね。


6:30〜ピアノ朝練。
ウォーミングアップ
レから始まる各11種のアルペジオ(ロシアのハノン的な教材にある練習法)
ツェルニー 30番 5~7番

初見練習。
プロコフィエフ。「束の間の幻影」第4番。


バッハ 平均律 1巻2番、6番
まだ、ギコチなさ満点の6番を中心に練習。


ラフマニノフ 楽興の時 第3番、4番
今年の後半の勝負曲はこのセットにしたいと思っていて、まずは舞台に乗せられるレベルまで弾き込み中。

この時点で8:00am。ここから50分程度 先生とつないでリモートレッスン。

ドビュッシー 「グラナダの夕べ」「雨の庭」
3月後半のピティナステップで「グラナダの夕べ」「雨の庭」をセットで弾きます。何気に本番まで2週間を切っているので、やや焦りつつも、ちゃんと音楽的に2曲を通せるように、昨日に引き続き本番に向けての追い込みレッスンです。

今日のレッスンは主に「雨の庭」のピンポイントで苦手な箇所を、声部を分解したり、リズムを変えたりしていろいろなアプローチで練習しました。


9時〜通常業務。スタッフ総出で、屋内外に分かれて発送と植え替え作業。

で、今日の本題に入ります。なんてことないかもしれないのですが、今日の発送品の中から、私がちょっと気になった植物のいくつかピックアップして見どころをワンポイントで書きたいと思います。

それぞれの植物の「どこがどんな風に良いのか」ということに関して、明確に言葉にして表現することって、意外と難しかったりもするんですよね。

ですが言葉にするためにその植物をより細かく観察するし、言葉にすることでイマジネーションの広がり知識や思考の水準も高まるので、園芸力を上げるのにとても良いトレーニングになると思います。

エピメディウム スルフレウム  Epimedium x versicolor 'Sulphureum'
エピメディウムは和名でいうとイカリソウの仲間です。春に咲くアクセサリーのチャームのような花も楚々として可愛らしく、日本でも山野草の分野で人気の高い属です。

海外ではエピメディウムは
葉の美しいシェードガーデン向けプランツとしての評価も高く、ウッドランドガーデンの下草としてもしばしば自慢げに植栽されます。

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