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くコ:彡 イカに挑戦【君と過ごす今日を明日も願う】 #100日間投稿マラソン 10日目

朝。日が昇るより早く、君が家を出る。蹴っ飛ばして隅に追いやられたタオルケットを、まだ目を覚まさない私の体にかけなおして。このときだけ見ることができるのだ、限定スチルSSR「柔らかい笑み」を。

ご丁寧に頭なんて撫でちゃってさ。実は起きてるんだって知ったらどんな顔するんだろ。もうしばらくは秘密の予定だけど。


お昼どき、意味もなくLINEスタンプを送る。そう、意味はない。決してなんとなく寂しいからではない。シュールなスタンプを見つけたから、ただ送り付けたくなっただけなのだ。それだけ。あーあ、既読つかないかな・・・あ、ついた。

シュールなスタンプが返ってきた・・・と思ったらさらに一言付け加えてきた。トキメキ剛速球。ストライクバッターアウト。見事にこちらの弱点を的確についてくるとはこやつ、侮れない。こうなったら今日の晩御飯は君の弱点、豚キムチにしてやる。さらにはチーズだって乗せちゃうんだから、覚悟して帰ってくるがいい。


夜。思う存分豚キムチを堪能した君が、食器を洗っている。楽しそうに歌なんて歌ってるもんだから、こちらも合いの手を入れてみた。気づけば歌詞がどんどん変わっていく。えーそんな歌だったっけ、あれ違ったっけ?違うよこんな歌詞だよ!なんて言いながら私が歌いだす。今度は君が合いの手を入れてくる。今宵も開催されるは、出演者2人、観客0人のこじんまりライブ。

ねぇ合いの手の勢いにおされて笑っちゃった。歌えないじゃん、もう。


あっという間に1日が過ぎた。寝ぼけた君がすり寄ってくる。朝はあんなに強いのにねぇ。夜は私のほうが強いのだ。隣から、規則正しい息の音が聞こえてくる。これ、私だけの子守歌。いいでしょ。

(今日も幸せをありがとう、明日もどうぞよろしくね。)

生涯続く、毎夜の祈り。さぁ明日がやってくる。


こちらの企画に参加!「彼 / 彼女のことが大好きだ」彼verでイカしました。

せっかくなので、恋人さんに登場していただきました。ほかの人が聞いても「?」ってなりそうなことも、わたしからすると「あっすき」ってなること、きっと多いなぁ、なんてね。思ってみたり。照れますねこれ。

人の惚気話を聞くのが基本的には好きなので、たまにnoteで「惚気」と検索して読みふけっていたりします。幸せな気分をお裾分けしてもらえるというか。もっとどんどん惚気てほしいnoteユーザーの皆様。

彼を知っている人の前であまり惚気ることをしないので、こういう場で言葉にできるのはちょっと嬉しいですね。

こちらに参加中。10日目。進捗率10%!

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。