オリジナル振付してみたくて曲を解釈してみた

「心做し」という曲をご存知でしょうか。

この曲を、踊ってみたいと思ったんです。
踊りで表現できないかなと。

ですが私、ダンスを習ったことがありません。

厳密にいえば、4回立ったミュージカルの舞台と、2回立った小劇場の演劇舞台でそれぞれダンスパートがあったので、そのときに振付を覚えたぐらい。あとは最近、運動不足解消も兼ねて、いろんなダンスの動画を見ながらがんばってコピーして友人と好きに踊っている程度です。完全に趣味です。

この心做しという曲、すでにいろんな方が踊られています。が、どうやら2人組向けの振付が多いんですね。中には2人用の振付をアレンジされたり、1人用のオリジナル振付で踊っている方もいらっしゃったりするんですが、ゆったりした曲調であるためか「バレエ」の要素をふんだんに盛り込んだものが多くて・・・!あ、足がそんなに高くあがりません・・・うぅつらい。


それなら、自分で振付作ってみるか。


ということで今にいたります。
知識もなんもない状態からスタートするので、きっと「正しい」振付はできないかもしれません。が、創作に答えはないと思うので・・・いいよね・・・?

今日は振り付けを創るために、歌詞からイメージを膨らませていきます。


~楽曲脳内解釈タイム~

ねぇ、もしも全て投げ捨てられたら
笑って生きることが楽になるの?
また胸が痛くなるから
もう何も言わないでよ

この曲は前奏なしでいきなり始まる。衣装はこの間買ったワンピースが似合いそう。画面中央、座った状態でスタート。少し斜め向きがいいかな。

「ねぇ、もしも」ifの話。ここの音ハメに一振りいれたいなぁ。首を傾げて問いかける風に。両サイドからかき集めてそのまま上に放り投げる。

「笑って」だけど、問うてるわけだから多分自力で笑えてない、から。頬っぺたつねって笑顔作る。「生きる」で左胸に手を重ねる。心臓を確認。「楽になるの?」には問いだけじゃなく祈りもありそう。祈ろう。

胸が痛くなる、心臓の鼓動が痛い、ドクン、ドクン、祈りの手をそのまま波打たせて。そんな痛い心臓はちぎって投げ捨てちゃえ。つかめないものに縋れないからそのままお口ミッフィー。そっと突き飛ばす。

ここで間奏。8×4カウント。最終的には立ち上がりたい。最初のふりと緩急つけたいからかなりゆっくりした動きでいいかも。ここから弦楽器とドラムが入ってくる。8×2でゆっくり立ち上がる。ピアノの「タララン」がアクセントになってるから、音につられて振り向き手を伸ばす。けど、そこには何もなくて手をおろす。最後の「タララン」で現実に戻される。手のフリ少な目で足のステップ多めだとバランスいいかもしれない。


ねぇ、もしも全て忘れられたなら
泣かないで生きることも楽になるの?
でもそんな事出来ないから
もう何も見せないでよ

基本は最初と同じ構成。立った状態なので1つ1つの動きに力込めて大きめに。「すべて忘れられたなら」頭をくるくると、そのまま記憶を引っ張り出すように掴んで投げ捨てる。「泣かないで」両目を手の甲で隠す。涙は見せない。生きる~できないから、までは同じフリをベースに、「もう何も」片目隠し、両目隠し。

君にどれだけ近づいても
僕の心臓は一つだけ

「き み に」3つの音にそれぞれフリをあてる。飛び出したけどガラスの壁にぶつかる感じ。ムーンウォークじゃないけど近づきたいのにどんどん離れてく動き。「ぼ く の」も3つの音にフリあて、180度方向転換。君から僕。心臓を口から取り出して見つめて絶望・・・?

酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ
叫んで 藻掻もがいて 瞼まぶたを腫らしても
まだ君は僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ

音ハメは忘れず、壁を思わずドンと叩きそうな。「すきなようにしてよ」でもう諦めて一瞬ふっと力が抜けて、そこからまた力強く。力強くというよりは乱暴な感じかな・・・ここまだちょっと動きのイメージつかないな。「もういいよ」はまた力抜く。動きの緩急ほしい。

8×2の間奏。単発の音が多いので、2人の想い出の写真が切り替わるみたいな動きできたら合うかもしれない。ストップモーションたくさん。

ねぇ、もしも僕の願いが叶うなら
君と同じものが欲しいんだ
でも僕には存在しないから
じゃあせめて此処に来てよ

基本の動きはメロディ一緒のところと同じ。願いが叶うは祈りの舞みたいな。「君と」前に手を出して右に振る。向かい合った相手の心臓は右側にある。心臓イメージの波の動きをどんどん小さくしていく。そのまま一回転で姿を消す。「此処」ふわっと着地・・・できるかな。

ここの間奏がわりと壮大。バレエまではいかなくても大きな動きで曲に乗る感じでも合う、かも。

君にどれだけ愛されても
僕の心臓は一つだけ

ベースの動きは同じで、遠ざからない。とどまる。君側の動きでもいいかも。そこから突き飛ばされて「ぼくの」につながる。

やめてよ やめてよ、優しくしないでよ
どうしても僕には理解ができないよ
痛いよ 痛いよ、言葉で教えてよ
こんなの知らないよ 独りにしないで

静かなトーン、必死に絞り出してる。小さくなるしゃがんでいく。他のサビとフリ全然違っていいなここ。

酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ
叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても
まだ君は僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ

最後のサビ。動きは繰り返し。できるだけ大きく動く。

8×2の最後の間奏。基本の動きはちゃんと作らないと繰り返しが大変だなこれは。

ねぇ、もしも僕に心があるなら
どうやってそれを見つければいいの?
少し微笑んで君が言う
「それはね、ここにあるよ」

最後の「ねぇもしも。」不安げに、でもあきらめずに。最後の歌詞は僕じゃない、君視点の君の言葉、だからここだけガラッと動き方を変える。


と、ここまで曲を聴きながらイメージを書き出してみました。この骨組みを元に、ここから自分のからだで動かせる範囲でフリを作ってみたいと思います・・・チャレンジ・・・!!

並行して多少柔軟しないとケガしちゃうので、noteの他に柔軟も毎日の習慣に取り入れていきたいと思います。やりたいことやるためにできることはしなければ!

創作、やっぱ楽しいですね。

こちらに参加中。36日目!思い出の数字。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。