みんなで虫を探したよ
カバー画像は虫のいない写真です。池に生えていたガマ!
記事の後半には虫の写真を見せるから苦手な人は無理に見ないでね。
2023年10月、虫を探しに行ってきた
参加しているコミュニティにいらっしゃる人が募集していた虫の観察会。
夏に開催された時は「行きたいなあ、どうしようかなあ」とモジモジして参加しなかった。「次あったら、他に用事が無ければ参加しよう」と決めていたので、募集があった時は迷わなかった。ちょうど何も予定のない日だった!(おかげで10月は毎週末が予定で埋まったのだ)
目黒の自然教育園で、様々な虫や植物を探して観察するという会に、当日(最終的に)9人が集まった。
主催の方以外はみなさん初めて会う人なのだけど、この人たちみんな虫を見たいと思ってきているひとだと思うとなんだかとてもうれしかった。
どんな虫でも見つけたら「いた!!」と言っていいし、一般的にはきもちわるいとおもわれそうな大群やいきものの痕跡であっても「いいですね!」と言い合える、誰かが何かを見つけたら駆け付ける、自分も見つけたらひとを呼ぶことができるのがとても楽しい。
各々、自分の楽しみ方で自然を楽しんでいた。わたしもぐるぐるまわったりちょこちょこしたりきょろきょろしたりしながら虫や植物を探して、人と話して楽しんだ。
祖父から聞いた「尺取虫の話」を面白がってもらえた
「ここにいるのは尺取虫ですかね?」
わたしが見つけた、ちょっとクイっと曲がって草の茎のまねをしているような芋虫を見てもらう。「そうですね、シャクガのなかまの幼虫ですね!」と話をしながら、わたしは昔のことを思い出していた。
「子どものころ、おじいちゃんから聞いた話がありまして。尺取虫がいつのまにか足から体をのぼってきて、そのまま頭まで”尺をとられる”と死んでしまうというちょっと怖い話なんです。 その話を聞いた後、ある日おじいゃんの肩の上でまさに”尺をとってる”尺取虫をみつけて、おじいちゃん!尺とられてるよ、死んじゃうよ!!って慌てて教えたことがあります」
すると「あ!そのはなしとても面白いですね!伝承、民俗学に通じるところがある。おじいさんの創作なのか、言い伝えなのか気になりますね」と言っていただけて、その場にいた人たちで盛り上がった。
「どうでしょう。わたしの祖父はホラをふくのも大好きで、戦争が終わった時にはフィリピンにいて、終戦がうれしくてフィリピンから泳いで帰ってきたよっていうので子どものころのわたしは おじいちゃんスゲー!! ってすっかり騙されていたりもしまして」
「なるほど、そういうかんじのお話をされる方ですね」
でもその場で調べてくださった結果、おじいちゃん以外にもその話を記事に書いた人がネットに存在していて、「どこかにソースがありそうだ。同じような話が言い伝えにあるのかも」というところまでわかった。
そういえばいままでその話のことを忘れていて(思い出すこともあったけど)、わたし以外の人が聞いても面白い話だという発想が無かったので調べたことがなかった。こんどあらためて調べてみようと思う。
では、見つけた虫の写真を見せよう
カメラの調子が良くないとは思ってたけどほとんどまともに撮れてない……薄暗い樹林の中というのもあるし、そもそもカメラが「ズームに強いけどマクロに弱め」なんですよね。iPhoneのほうがきれいに取れたものもあるので(補正かかりまくりですが)iPhoneの写真も混ざります。
虫の名前はわからないものも多く、あんまり書かないので姿やたたずまいをお楽しみください。
何種類見つけられたか数えてみようかな。
おまけ
以上です。めっちゃ楽しんだ!!
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