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アダルトチルドレンは、自分の欲求と他人からの期待を混同する

アダルトチルドレンは「あなたはどうしたい?」と問われることが苦手です。

特に子どもの頃から親の意見に従って生きてきた人にこの特徴が見られます。

自分の気持ちよりも相手が望む答えを優先する習慣が身についているため、「どうしたい?」と聞かれると、まず相手が満足する答えを考えてしまいます。

アダルトチルドレンはこれが「自動的」に行われてしまいます。

小さい頃からやっているので、認識がないのです。

後から、これは自分がしたいことではなく、期待に応えようとしていたと気づくような感じです。

これが本当に辛いんです。

人から期待されていることの区別がつきません。

そうではない人からすると想像もできない世界だと思います。

アダルトチルドレンが、自分の気持ちがわからない、したいことがわからないというのは、実はこういうことなのです。

そして、人に対して、その人がこれをしたがっていると思うことが、実は自分の願望だったりしてしまうこともあります。

特にやりたいことがわからないまま親になると、子供にそう接してしまいがちです。

自分の願望と、相手の願望に境界がなく、混ざってしまうんです。

ここでおすすめのワークがあります。

自分がしたいことを箇条書きにして、ひとつひとつ、自分がしたいことなのか、誰か別の人の願いや期待なのか、検証してみることです。

区別の基準は、内側から湧き出る気持ちわくわくなのか、ソワソワなのかです。

自分の気持ちや、願望と他人のそれは、切り分ける必要があります。

そこが混ざってしまうと、人間関係は本当にうまくいきません。

相手と自分の気持ちを切り分ける。

自分の気持ちと他人の期待を切り分ける、

そのために、内側の気持ちをじっくりと観察する練習をしてみてください。


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