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「note始めたい」と言い出した息子たちへの夫の言葉に、クソつまらねぇとガッカリした話。

数日前、お風呂上がりに嬉しい悲鳴を上げた。

1月末に書いた有料記事を6人目の方が購入してくださったという通知を見たからだった。

私はいたく感激していた。あぁぁ、どうして買ってくれたんだろう、どうして読もうと思ってくれたんだろう、と独り言を言いながら、自分の書いた記事を読み返していた。

そんな私の様子を見ていた小3の長男タロウ(仮名)が
「タロウちゃんもnoteやりたいな」と言い出した。
年長の次男ジロウ(仮名)まで
「ジロウちゃんもやりたい」と続いた。

(どうでも良い話だが、長男は、学校では「タロウ」、家では「タロウちゃん」という一人称を使っている)

「なに、あんたたち、稼ぎたいとかそういう意味じゃないよね?」
と問うと、そうではない、という。

「だって、自分の書いたやつ読んでもらえて、いいねとか嬉しいもん」
「ねー」

兄弟が期待に胸を弾ませている。
私が日頃、noteのすばらしさについて、しゃべりすぎている自覚はある。

その様子に、
「うん………SNSという枠組みで考えるとちょっと不安にはなるけど、いいんじゃないか。文章を書いて、反応を知りたい、って素晴らしい好奇心じゃないか!!」

41歳のこども母ちゃんは一緒にときめいて、
「タロウちゃんは4年生になったら、ジロウちゃんは1年生になったら始めたらどうだろう」と言ってみた。息子たちは、うん、それでいい!!と湧いている。
3歳の末っ子ハナコ(仮名)も「ハナちゃんもフォロワー欲しい!!」と騒ぎ始めた。おぉ、何の話してるか意外とわかってるんだな…!

そこに、こども心を実家の納戸にでも置き忘れてきたような46歳のおとな父ちゃんが一言。

「早いよ。紙のノートに書きなさい」

はぁ~、めちゃつまらねぇこと言うよな…
もはや、このつまらなさに安定感すら感じる。

ネットで調べると、基本SNSって13歳以上が対象みたいだけど、
noteは、小学生のユーザーもいて、ただし有料記事やメンバーシップの開設は18歳未満の方は保護者の同意が必要…と拾った情報をザックリ夫に伝えた。

「私が投稿前にチェックしたらええんやないの」

「いや、何も急いで、ネット上に書くことはない。すっ飛ばさないで、まずはえんぴつでノートに書くことから始めたらいい」

ワクワクした気持ちを、有無を言わさずストップかけられた気がして、ほーんと萎える。
反抗したい気持ちを抱えたまま、ふて寝するしかなくなった。

まぁね…夫の言いたいこともわかるんだ。
自分たちの時代になかったもの、自分たちが小学生の時に与えられていないものは、とりあえず遠ざけたくなるものね。

だけど、これからの時代、計算や、タイピングが早くたって、それはAIがやってくれるよね、必要とされるスキルは変わってきているよね、という共通認識を持ってくれているなら、
ネット上で自分の経験や意見を書くことは、
メタ認知」や「EQ」をはぐくむ気がしてメリットの方が大きそうじゃないかい。(←これからの小学生に必要なスキルだって、何かで読んだ)

すでに避けては通れないツールが溢れている中、吟味しつつ、ここだけは気を付けてあげようというところに親として目を配ればいいのではないかい。

そんな私の思いを、(比較的機嫌のよい、夫婦だけの時を見計らって)もう少し、夫と話し合ってみたいなと思った。


・・・noteさんも下記のようにおっしゃっていることだし。

noteは、保護者の方々にお子様の創造性を尊重して、才能の芽を伸ばしていただきたいと考えています。一方で、インターネットの利用には注意も必要です。インターネットで広がる可能性や活用法のほか、オンラインで他者と関わるときの注意やプライバシーの管理についても、お子様と話し合っていただくことをおすすめします。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/4409767776793

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