#44|5 2020年8月27日 日が昇る
寝坊しなくて良かった、そんな安堵から1日が始まった。ほとんどない荷物をまとめてフロントにカードキーを置いてチェックアウトを済ませた。朝6時のマドリードはまだ夜が明けていない。街灯に照らされながらメトロの駅に向かう。来たことのない地区だったが、マドリードであるというだけでどこか馴染みあるような気がしていたせいか、これから向かうパンプローナへの最後の「家」であった。
バラハス空港も早朝ではあるが、成田よりも混んでいた。搭乗口近くで生ハムとチーズのサンドイッチを買って、カフェ・