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「星を継ぐもの」他3部作を一気読み  全ての謎がすっきりした

オーディオブックスなので、正確には “一気読み” というよりは “一気聞き” というべきかもしれませんが、ジェイムズ・P・ホーガン氏の著作で、「星を継ぐもの」、「ガニメデの優しい巨人」、「巨人たちの星」の三部作は、衝撃と感動をもたらすだけでなく、新たな概念や思考をもたらしてくれたと私は思います。

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これはネタバレではありません。もしあなたが、下の中の1つでも疑問に思っていたら、この本は、あなたの疑問に対する答え・・、とは言えないまでも、納得できる推論を与えてくれるかもしれません。


(1) 人間は猿から進化したという説があるが、突然変異を繰り返したとしても、かなり強引な結び付けであり、どこかに「ミッシング・リンク」が存在しているのではないか。

(2) 数千年に及ぶ人類の歴史は、ある意味では「戦争の歴史」と言える。それが人類の本性だとすれば、今後もそれを繰り返し、その先にあるのは、自らが招く人類消滅なのか。

(3) 地球以外に知的生命体は存在しないのか。もし存在しているとしたら、彼らには、地球人類はどのように映っているのか。

(4) 地球の衛星である月の表面は、何故あれほど荒れているのか。月面のクレータは、多くの隕石の衝突を物語っている。なのに、地球にはそのような隕石の衝突はなかったのか。

40年以上前に発表された作品とは思えないリアル感。今日でも解明されない問題に対し、既に40年前、このような仮説があったとは驚きです。今こそ話題にしても良さそうなテーマのように思います。

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