プレゼントは、日曜日の午前中。
昨日は1日ワンオペで、なかなか疲れた1日だった。
日曜日の今日は9時過ぎからスーパーにみんなで行くつもりだったので、朝から家事と娘のお世話に追われていた。
洗濯物、娘の朝ごはん、お皿洗い、娘を着替えさせて、歯磨きをさせて、自分の支度もして…。
その間主人は1人椅子に腰かけ、スマホを見たりタブレットを見たり。
遊んでいるのではないのだ。
彼の研究プロジェクトに必要な文献を読んだり、そのメモを取ったりしているのだと分かっている。
分かっているけど、
『ワンオペでも、主人がいても、結局私が頑張らなきゃいけないんだ』
という気持ちがどんどんフラストレーションに変わり…
いざ出かけるときになって、私は言った。
「疲れちゃった」
主人は、こう言った。
「君は最近、いつもこうだ。
助けを求めないで、自分の想像で"きっと手伝ってもらえない"と決めつけて抱え込み、その結果疲れ果てている。それが積もり積もって、1ヶ月後には"もう無理"と泣く。」
責められているように感じて、私は黙り込んだ。
主人はなおも続けた。
「悪いけど、ぼくは君が疲れているのを察知してあれこれできるタイプじゃない。それは知ってるだろ。
これをやってほしいと言ってくれよ。そうしたら、できる範囲でやるから。
何をしたら自分がこのループをやめられるのか、一緒に考えよう。」
私はしばらく沈黙を貫いたあと、言った。
「私だって、このループや考え癖から抜け出そうと頑張ってるよ。
朝瞑想して、エクササイズして、コーチングプログラム聴いて。それでも疲れるんだもん!これ以上どうしたらいいのかわからないよ…」
涙がこぼれた。
自分がふがいなかった。
くやしかった。
主人に対して憤ってもいた。
主人は涙を拭く私を見ていった。
「ねぇ、責めるつもりなんてない。ただ、もっと自分の意思をはっきり主張して解決策を考えてほしいんだ。
たとえば、これはどう?
日曜日の午前中を、君にあげるよ。
だからヨガクラスに行くなり、カフェで本を読むなりしておいでよ。
家にぼくと娘2人になれば、ママなしでやるしかないんだから。なんとかやるよ。」
それは、とても魅力的かも。と思った。
でも主人にとっても貴重な貴重なやすみ。
日曜日も家で仕事しているのに、可能なのかな。
主人にばかり負担がいってしまうのに、
甘えていいのかな。
すこし迷ったけれど、私はなによりもこのループから抜け出すことを優先したかった。
「じゃあ、そうしたい。
日曜日の午前中を、私にちょうだい」
とお願いした。
日曜日の午前中、なにをするか。
多分まずは、カフェで読みたいだけ本を読むと思う。
インプットをたくさんしたい。
学びたいことが、たくさんある。
*
こちらの記事でこんなふうに書いていた。
自分を愛しながら、最愛の娘を愛すること、
私にはまだ難しいところはたくさんあるのだけど、
きっとあとほんのひと工夫で、できるのかなと、
そんな風に思えました。
この「あとほんとひと工夫」が、これからの日曜日の午前中だといいな。
*
主人については、恵子さんの企画でこんな記事も書いています。
企画のまとめ記事はこちらからも。
■おわりに■
主人のおかげで、笑顔で家族3人散歩とお買い物に行くことができ、先ほどギューしておやすみを言いました。
主人に、感謝です。
ここまで読んでくださりありがとうございました🌸
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