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やっぱり私は私を幸せにしたい。

昨日は、なにかに導かれるように過ごした不思議な1日でした。

もともとは、ただの
"貴重な休みに病院へ行かなきゃならない日"
でした。

でも、前日の夜急に、ずーっと放置してきたボサボサの髪をなんとかしたくなって、美容室の予約をするべくアプリを立ち上げました。


翌日の予約なんて埋まってるに決まっていると諦め半分で見てみたら、お気に入りの美容室に予約の空きがある!
しかも、前回はお休みで担当していただけなかった方が空いている!

迷わず予約を入れました。



いざ、病院のあと美容室へ行ってみると、
なんとその美容師さんのお子さんとうちの娘の誕生日が、同じ年のたった数日違いということがわかりました。

え、なんだこれ!

と不思議な偶然に驚きつつも、当然話は盛り上がり、
子育てのあれこれ、家事のあれこれ、夫のあれこれ…
話しているうちに、心の中にあったモヤがずいぶん晴れているのに気付きました。

そして、鏡には、ツヤツヤ髪のかわいくなった自分が。

とても嬉しくなって、何度も振り返って手を振りながら、美容室を後にしました。



なんだかとってもいい気分。
このまま帰るのはもったいないと、カフェで本を読むことに決めました。

もう読む本はリュックに入っていたのだけど、なぜだか気が向いて、BOOKOFFに立ち寄りました。

そこで、『自己肯定感が高まる本を読みたいなぁ〜』と考えながら、ふらふらと本棚を彷徨っているうちに目に入ったのが、こちらの本。


正直に言って、私は神崎恵さんのことをほとんど知りませんでした。

うちにはテレビがないし、私は雑誌を買わないから。

メイクアップアーティストの河北さんの奥様で、ご本人も美容関係の方だということくらいしか、知らなかった。

帯裏に書いてあった言葉にも、あまりピンとこなかった。なのに、気づいたら導かれるように、この本を買っていました。



カフェについて、早速読み始めました。

すると、読む手が止まらない。
今の私が欲していた言葉が、答えが、あちこちに散りばめられていました。

心に刺さったところをメモしながら、
どんどん読み進め、
気づいたら読み終えていました。



こんなに本をするすると読めたのは、本当に久しぶりでした。





たくさん心に響いたところはあるのだけど、やはり一番は、なんのためにがんばっているのか、について書かれたこれ。

まず、「自分を幸せにしたい」。

これががんばれる理由。

一度きりの自分。

一つでも多く、自分の夢を叶えてあげたい。

大切な人にするのと同じように、

「自分」に美味しいものを食べさせてあげたい、

いろいろなものを見せてあげたい、

まだまだ見たい感動や景色がある。


これだ、私がやりたいのはこれだ。

まずなによりも最初に
「私を幸せにしたい!」
それが、いつでもどこでも、私の目指すところで、がんばる理由なんだ。

ママなんだから、妻なんだから…。

とくに娘が私を心から必要としている今、
自分を幸せにしたい!と思うことは身勝手なのかな、
まずは娘、まずは家族と考えなきゃいけないのに、
私という甘ったれは…
そう、思って苦しくなってしまっていた。


でも、自分を幸せにする。それでいいんだ。
娘を大切にするように、主人を思いやるように、
私のことをまず、大切に、思いやる。


肩の力がスッと抜けて、同時に背筋が伸びるような、そんな感覚でした。




この著書を書かれた当時、神崎さん自身3人のお子さんの育児中。
前の旦那さんとの間に授かった上の2人の男の子はもう立派に育っているけれど、末っ子くんはまだ3歳。

実際に神崎さんの1日のスケジュールをみると、忙しい仕事の合間にも、母として子のお世話をし、掃除をし、料理をつくり、私だったら即心が折れそうな過密スケジュールでした。


だけど、そんな中でも神崎さんの根底にある気持ちは、
「私はまず、私を幸せにしたい」
だったのだなと思うと…


同じ女性、同じ人間だもの。
私にもきっとできる、と
自然とそう思えました。




神崎さんは、今は大きく成長した上のお子さんたちが小さった頃のことを振り返り、こうも書いています。

「もっと」手をつないでおけばよかった、

「もっと」抱きしめておけばよかった、

「もっと」「もっと」大好きだと伝えればよかった。

過ぎた時間やことには、「もっと」という思いが必ずついてくる。

だからこそ、できるだけその「もっと」が少なくなるようにしたいのです。


今、「愛して!」と全身で私を求める娘。

自分時間が欲しいからと、実家に預け、この子を放ったらかしにすること…。

きっと、いつか「もっと」ああすればよかった、
という気持ちが残ってしまう。


自分を愛しながら、最愛の娘を愛すること、
私にはまだ難しいところはたくさんあるのだけど、
きっとあとほんのひと工夫で、できるのかなと、
そんな風に思えました。



きっと求めて動いている限り、こうして私に必要な情報は私の元へやってくるのだな。

繋がりたい人に繋がるのだなと実感した、不思議な1日でした。




前記事にスキくださった方、コメントをくださった方、
本当にありがとうございます。


ここまでお読みくださったみなさま、ありがとうございました🌸

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