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だいすきな君へ


君にはじめて会った日のこと

今でもよく覚えてるよ

保護シェルターの中で、たくさんいる君の仲間の中から私の旦那様が「この子だ!」って選んだの

真っ黒で、ちび助で、
しっぽの先がちょっぴり曲がっている君

電車で移動している最中は、
とても心細そうにしていたね

うちに来た初日は、ケージから一歩も外に出なかったね

翌日なんとかご飯を少し食べてくれたとき
どんなに安堵したことか

その君が、どんどん大きく立派になって
外にお散歩に行っては、ガールフレンドを連れて来たり

時々とんでもないお土産を持って帰ってくることもあって、私は困ってしまうのだけど

きっと、「僕、これとってきたよ!」って
誇らしい気持ちでいるんだよね


君がきてからしばらくたって、娘が生まれたね

私も旦那様も赤ちゃんのお世話で手一杯になって
君と接する時間が一気に減ってしまった

ストレスで、トイレで寝るようになってしまった時期もあったよね

気にかけてあげられなくて、不安な思いをさせて、ごめんね


娘が大きくなるにつれて、君は少しずつ安心して過ごせるようになったね

甘えん坊の君は、私が寝かしつけを終えてリビングに戻ると

待ってましたとばかりに尻尾をぴんと立ててやってきて
顔をすり寄せてくる

額と額を合わせるあの瞬間が、
最高に愛おしいんだ

あったかくて、ふわふわで、ゴロゴロ鳴いて
私の腕の中で、幸せそうに眼を細める君

ただただ愛情を伝えてくれる
その君が、今ここで生きてる

そう感じると、私の胸はほっこりあたたかくなるの


いつも思うんだ

どうか、1日でも多く、長生きしてね

怪我もせず、病気もせず、元気でいてね

あなたのことが、心から大好きなんだよ

私たちのもとに来てくれてありがとう

これからもずっと、よろしくね


#猫の詩を読ませてください

くーや。さんのこちらの記事からMei&Meさんの記事を拝見し、書かせて頂きました!

限定15記事に間に合うのかは分からないけれど、普段娘のお世話にかかりっきりで後回しになりがちな我が家のプリンスについて書けてよかったです!🐈‍⬛

プリンスを朝夕お散歩させている経緯については、また機会があったら別で書きたいと思います🍀

読んで頂きありがとうございました✨

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