結婚披露宴のBGMリストを公開します
あっかです。
ご時世が落ち着きあるから結婚披露宴をする事にしたよ
という話を、最近ちらほらと耳にするようになりました。
仲良くしてきた人、お世話になっている人、それぞれの新しいご夫婦が
最高の一日を過ごしてくれるといいなと願うばかりです。
披露宴は選択の嵐
日程、式場の決定から始まり、ご招待リストに衣装に食事にお花に・・・と頭がパンクしそうなほど、決めごとが多いのが披露宴でした。
我が家は明確に、
・ケーキ入刀
・ファーストバイト
・映像の作成&投影
・花嫁の手紙
など【絶対にやらない事】をいくつか決めていたのですが、じゃあ代わりにこのタイミングで何をします?と聞かれ、結局頭を悩ませた記憶があります。
でもやりたくない事は絶対やらない!
代わりの進行もしっかり自分たちで決めましたよ。
かたや、あまりこだわりがないのでプロのおすすめのとおりでいきますと答えた装花&テーブル装飾も、結局「お任せします」と答える事を決断しているので、やはり頭は疲れる一方・・・。
BGMリストだけは譲れない!
夫婦揃って音楽が趣味の我が家。
友人の結婚披露宴参列やアルバイト経験などで他家の披露宴をいくつも見てきた事から、絶対ここは自分たちで決めたいと思っていたのがBGMリストでした。
入場や乾杯など印象に残りやすい部分だけセレクトして後は会場の方にお任せという手もあるようですが、
せっかく自分たちの好みのとおりにコントロールできる空間ですもの。
全部決めさせていただきます!
と宣言してリスト作りに入りました。
メインどころから決定していく
メインどころは、「先ほど触れた印象に残りやすい部分」です。
具体的に言うと、
・新郎新婦入場
・ケーキ入刀や鏡開きなど写真撮影ポイント(我が家は指輪の交換)
・お色直し入場
・退場(お辞儀して退場するその瞬間)
などです。
メインどころはそれぞれ求めるイメージや使いたい曲があるので、丁寧にすり合わせます。
この曲を使ってみたかった!
というパッションは尊重したいと思いつつどうしても受け付けない場合もあるわけで・・・
互いにプレゼンをしつつ双方納得のいく選曲を進めます。
この曲変過ぎて無理!入場中に笑わせる気か?!
というプチ喧嘩も。
でも結婚生活全般、すり合わせですよね。
聞き流すBGMの数を揃える
メインどころが決まると、目指す雰囲気が決まってきます。
迎賓(新郎新婦入場前のお客様に着席いただく時間)、歓談中など、皆さんの会話や食事の邪魔をしない程度に聞き流せるBGMを、場の雰囲気を維持できるような曲から選んでいきます。
特に歓談などはかなり時間が必要なので、5~6曲程度は必要です。
候補曲をいくつか決めては、仕事の昼休みにヘッドホンをかぶってyoutubeでチェックし、却下してまた次の候補を探す・・・という地味な作業を数週間続けました。
ちなみに、流しっぱなしにする曲リストについては曲順も確認されることがありますが、私は判断が面倒という理由でお任せにしています。
あえてのインスト縛り
世になかに数あまたある曲から選ぶのは大変!
友達と乾杯の曲がかぶちゃった!
なんて事もあるわけですが、
そんな事気にするのは私だけ?
私はあえてインスト縛りにしました。
使いたい曲がインストだったという事もありますが、曲は気に入ってるのに歌詞が披露宴にそぐわない曲って使っていいの・・・?と悩むのが面倒だったからです。
歌詞がセクシー過ぎたり、婚外恋愛をうたったものだったり。
また、あえて制約を設定することで選択肢が減るので、悩む手間も減らせると判断したこともあります。
曲を指定しCDを持ち込む約束になっていたので、インストのCDから適した曲を複数枚選べば、準備するアルバム数を減らせるということもポイントでした。
雰囲気が揃えられるし、何よりCD代を節約できるし・・・
リストはこちら。
※当時のメモなので、曲名が正確でない事もあるかもしれません。
持ち込んだCDの中から判別つけばOKとしていました。
わあああ、だーーいぶ字が細かい!ごめんなさい!!
バッハなどクラシックも一部ありますが、松谷卓さん、久石譲さん、fox capture planなどテレビなどで耳馴染みのある方々の曲が大半です。
好きな曲があればそのアーティストさんの似たような雰囲気の曲を探して候補に追加・・・とやっていくうちにCD10枚程度におさめることができました。
秒数などタイミングを指定しているものもあるので、打合せの必要なタイミングまでにCDを会場に預けて頭出しの確認をしてもらい、あとは当日よろしくねで完了です。
こだわって良かった
数週間仕事の昼休みを犠牲にして必死に作った曲リストですが、当日気に入っている曲が流れ続ける空間というのは、何とも言えず居心地がよくて大満足でした。
何より初めての場で終始緊張しているので、せめて耳だけでもリラックスできるというのは、心が穏やかになるポイントです。
ちなみに、私が絶対に譲らない!とこだわった曲はこちらです。
Re...Japanesque(HQ高音質)DAISHI DANCE×吉田兄弟@上海万博 Japan Industry Pavilion
和装の披露宴で大好きな吉田兄弟を流すんだ!と息巻いていた中、
一番強調したかったのが、お色直し入場です。
白無垢からど派手な振袖に着替えてこの曲で入場できるなんて最高!と、リストを提出した時からずっと楽しみにしていました。
どれだけ派手かというと、振袖を買い取った着物屋さんに当日のコーディネートを見せたところ、「ちょっと頭悪く見えませんか・・・?」と遠慮がちに言われたくらい。
和傘を掲げてスポットライトを浴び、たくさんのフラッシュを焚いてもらう中のこの曲の流れる空間は、最高を通り越して気持ちよかったと記憶しています。
※今回の記事トップの写真は私ではありません。
省力化のためにいろんなイベントを省き、スタッフさんに丸投げした点も多々ありましたが、選曲に手を抜かなかったこと。
映像を残していないので二度と披露宴の様子は確認はできませんが、私の中で強く記憶に残る素敵な思い出です。
一生に一度のことだから!と完ぺきな披露宴を目指すのも素敵だけど、譲れないポイントを死守する、しかも自分が主役の披露宴で趣味を爆発させるというのもなかなか楽しいものです。
今後披露宴をする方、何かイベントを行う方の参考になったら幸いです。
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