無意識の美学か自由意志か
歳をとったと感じた。
自分の言動で、相手にとって自分が今後影響を及ぼす存在になると確信したとき、
思いとどまって、それが起こらぬように動いた自分がいた。
野生の勘は当たるものだ。
完全に確信的に、何かが生まれる状態だった。
もしくは自分がそう望んでいる状態だったのかもしれない。
下心とかじゃなくて、もっと広い意味での出会いとその先の、なにか、自分にも相手にも、ある何かを感じた。
のに、自ら何もないようにしたのは初めてだった。
思い返す。
自分がどんな真理だったか。
相手が