見出し画像

ポスドクからビジネスの世界へ

昨日こんな記事が公開されました。

 職探しのために頼ったのは、大学院生やポスドクの就職を扱う「アカリク」というエージェントでした。じきに39歳になる高齢ポスドクを雇う企業など存在するのかと、半ばダメ元で相談のメールを送ったところ、一度面談しましょうとのお返事をもらい、帰省のタイミングを利用して東京のオフィスに立ち寄りました。(記事抜粋)

アカリクにいると、どうしても直接やり取りをする当事者になってしまうので、こういった体験談という形で客観的に私たちの仕事を見るのは、とても新鮮に感じられます。


アカリクは「新卒の大学院生が使う」というイメージが強いかもしれませんが、実はポスドクの方々も結構たくさん利用してくださっています。

皆さん企業就職を考えると、やはり年齢が気になっているようで、「ダメ元で」のお問い合わせも多い気がします。

でもポスドクの多くは中途採用枠での応募になるので、企業から見ても30代ならあまり違和感はなく、むしろ熾烈な競争社会であるアカデミアで長年生き延びてきた事実はまさしく「実績」なんです。

面接中は(高齢ポスドクにどんな厳しい質問が飛んでくるのだろうと)内心ドキドキでしたが、どの企業も私の話を真摯に聞いてくれました。無闇に恐れる必要はないと、あの頃の私に伝えたいです。(記事抜粋)


研究対象や研究内容は直接的にいかせないかもしれません。それでも実は研究遂行の過程で使っている技術の知識や経験は、他の分野や企業での仕事に役立つことがあります。

数年前は特に「データサイエンティスト」の需要が非常に高く、でも専門家人材はこれから育成するというのが特に日本での実情でした。そこで白羽の矢が立ったのが、大規模データ解析を行ってきている研究者たちだったんです。


アカリクでは例えば2014年には統計数理研究所が主催するデータサイエンティスト育成企画にパートナー企業として参画したり、その後も毎年データサイエンティストを募集する企業を集めたイベントを実施しています。


また、いわゆる理系の博士でデータサイエンティストとして活躍されている方々は多いですが、文系出身の方も意外といらっしゃいます。研究分野ではなく「何をしてきたか」「何ができるのか」という視点でスキルの棚卸しをしてみると良いかもしれません。


記事を執筆された牧野さんが利用した「エージェント」サービスは、現在アカリク就職エージェント(新卒の大学院生対象)とアカリク転職エージェント(ポスドク等の既卒者対象)として継続しています。

画像3

画像2

「民間に職などないと決めつけず、専門家に相談することが大事」というのが、本稿で一番伝えたい教訓かもしれません。(記事抜粋)

もし企業就職を「迷って」いましたら、お気軽にお問い合わせください。

どのような選択肢があるのか、一緒に考えましょう。


画像3


株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)は「知恵の流通の最適化」という理念の下、大学院生やポスドクを対象とした求人情報の提供やキャリアセミナーを開催しています。また、現役大学院生から大学院修了者まで幅広く対応したエージェントサービスも提供しています。他にもLaTeXの環境をクラウド化できるサービスも運営しています。

【運営サービス一覧】
 ◆アカリクWEB
 ◆アカリクイベント
 ◆就職エージェント
 ◆転職エージェント
 ◆Cloud LaTeX


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?