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起業に資格は必要か?

9月5日(月)にメンバーズ・コミュニティ(略してMC)の1つ個人事業研究会の第154回定例会をオンラインで行いました。テーマは「起業に資格は必要か?」でした。

資格は「掛け合わせ」が大切!

個人事業研究会の代表を務める木村尚義さんは、長年にわたり個人事業主としてキャリアを積まれている方です。
その木村さん曰く、「人気のある資格は、皆が取得して競争が激しくなるので良くはない。掛け合わせが大切。」とのことです。
例えば、「ファイナンシャルプランナー×キャリアカウンセラー」という感じでしょうか。それに「心理カウンセラー」が加わると、“点→線→面”へと情報が拡がり、ユニークな存在になれますね。

そこで、「勤務している会社は、自分の一つ目の資格的な存在として考えられる。」という意見がありました。
航空業界のマーケティング分野でキャリアを積んでこられた高泉光男さんの発言です。1年前頃から副業で、大学の客員准教授としてマーケティング分野の講義を担い始められたそうです。
それが、「ビジネス(会社)×学術」という掛け合わせになって、ヘッドハンティングからお声がかかったというお話をシェアしてくれました。

信用を築くための情報発信

女性の起業を支援するサービスを1年前に始めたkaoriさんは、毎日インスタライブで情報を発信しているそうです。
それは、お客さまの役に立つ情報を毎日発信することで、自分を知ってもらうことが目的とのこと。
webサイトを立ち上げるよりも、自らお客さまに向けて情報発信を重ねることが信用に結びつくのではないか、と考えていらっしゃいます。kaoriさんはメルマガやインスタグラム等のSNSを活用して情報発信を積極的にされてます。

自分のブランドをつくる

皆さんのお話を伺ってると、方法は様々ですが、自分のブランドをつくっているのだと思いました。
まずは、自分の強みや弱みを客観的に把握して、自分自身を知ること。
そして「どんな自分になりたいか」というビジョン(目標)を定めて、それに向かって“資格を取る”、“情報を発信する”など活動を通じて、ブランド(信用)を創り出しているのだと思います。
木村さんが、「人は紹介してもらえるが、人脈は紹介してもらうことはできない。人脈は自分で作るしかない。」という表現をされていました。人脈は信用があってこそ成り立つものなので、その人と自分の間に信用を築くのは自分しかできないということですね。

会社に所属していれば、会社のブランド(信用)で仕事ができますが、個人事業の場合は、自分でブランド(信用)を築く必要があることを改めて認識をしました。

信用の築き方は人それぞれ。
まずは自分を深く知ることがスタートですね。

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #個人事業 #キャリア #ブランド #資格 #信用


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