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ヨーロッパのニューノーマル

アカデミーヒルズのライブラリー会員のサークル活動「メンバーズ・コミュニティ」(略してMC)の1つ、ヨーロッパ旅行研究会の7月24日に開催された定例会からトピックスを紹介します。

今回のテーマは「最近のヨーロッパ」です。
参加くださったメンバーの大澤さんが、6月下旬にフランスとドイツへ旅行されていたので、その体験談から話が拡がりました。

新型コロナの感染予防

皆さんが一番気になったことは、ヨーロッパの現地の新型コロナの感染予防の現状です。

  • フランスとドイツともに入国においては特別な手続きはなかったとのこと。街中においては、フランスはマスクを着用している人をほとんど見かけなかったが、ドイツでは公共交通機関で着用している人が多かったとのことです。

  • そして、一番大変だったことは、「出国前72時間以内に検査を受け、陰性の検査証明書」の取得だったそうです。結果が出るまでに24~36時間程度がかかることや、大都市圏だと検査機関が多いので大丈夫だけど、田舎だと大変という話、費用は7,000円程度かかること、そして検査を受ける7割程度は日本人だったそうです。

また、大澤さんは、念のために都内で事前にPCR検査を受けて陰性証明書を持参していたとのことです。通常は無料のPCR検査ですが、オプション料金1,000円でパスポートナンバーを入れてもらえるサービスがあるという情報をシェアして下さいました。

飛行機・交通事情

次の話題は、空港や飛行機の混み具合や運賃に関することでした。

  • ターキッシュエアラインや中東系エアラインは満席状態のようでしたが、JALなどアジア系エアラインは余裕がある印象だったそうです。

  • トランジットで寄ったジュネーヴ空港などヨーロッパのハブ空港や、アブダビ空港やドーハ空港は混雑していましたが、ハノイのノイバイ空港などアジアの空港はガラガラだったとのことです。

  • また、今はロシア上空を通過できないために、2~4時間程度飛行時間が長くなっているとのこと。

  • ドイツでは、月額9ユーロで優等列車などを除くドイツ全土の交通機関が乗り放題となる「9ユーロチケット」が期間限定で販売されているそうです。「日本の“青春18きっぷ”よりお得だ!!」と盛り上がりました。

ご自身の体験をもとに現地のリアル情報をお話くださいましたが、自由に旅行ができ、大澤さんの肌感覚では「ヨーロッパは、バカンスシーズンでコロナは終わった!」という印象だったようです。

ワイン情報!!

大澤さんの今回の旅行の一番の目的はボルドーのワインフェスティバルへ行くことでした。
こちらのイベントは2年に1回開催されるようですが、2020年は延期になり今年は久しぶりの開催だったようです。

  • The Tasting Passは20ユーロで11杯のワインが飲める、とてもお得なチケットだそうです。(4日間のフェスティバル期間有効)

  • フェスティバルとは別に、地元の日本人ガイドに依頼をしてシャトー巡りをされたとのこと。日本人を対象にした定期ツアーはまだ再開されていないようですが、3名で車によるシャトー巡りを楽しまれたそうです。(気になる料金ですが、車1台で5万円程度だったそうです。)

  • 今回初めてボルドーを訪れた大澤さんは、「ボルドーは自然が豊かで、人もやさしく、“お薦め!”」と力説されていました。

大澤さんが撮影されたボルドーの写真

フランスでは10ユーロ以下でも美味しいワインが多々ある、という話から日本のワインも質が上がってきたという話まで、最後はワインの話で盛り上がりました。
「みんなで、ワインツアーに行きたい!」で締めくくられました。

私の周りでも、出張などで海外へ行く人が増えてきています。やはり一番気になるのが、現地の感染対策の状況(ニューノーマル)です。
「コロナ前と比べて、何がどのように変わっているのか?」という地元の貴重な情報で盛り上がった1時間でした。

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #旅 #ヨーロッパ #ボルドー #ワイン

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