【no.1】ファリナモーレドルチェ『シルクマカロン』
こんにちは、今回は昔から鶴岡に伝わる絹の副産物のひとつシルクプロテインを使用した、雪のような白さのマカロンをご紹介します。
食べるシルク(シルクプロテイン)とは?
鶴岡市松ヶ丘地区は江戸時代庄内藩士によって開墾され、養蚕を主な産業として発展してきました。「鶴岡シルク」と呼ばれ、上質な絹を使った製品がいまも生産されています。
シルクを構成するファプロイン(シルクタンパクと呼ばれるもの)は10数種類のアミノ酸で構成されたは良質なタンパク質です。
近年、昆虫食が環境に配慮したスーパーフードとして注目されていますが、見た目と固定観念から遠慮してしまう人がほとんどかと思います。その点、シルクプロテインはサラサラとした粉末で、無味無臭のためさまざまなレシピに応用できます。すでに栄養補助食品や麺やクッキーに練り込むなど、多岐にわたる利用が期待されています。
シルクマカロンを食べてみた
実は私は食べるシルクについて初めてで、虫が苦手なこともあり、おそるおそる食べてみました。
外側はさっくり、バタークリームが挟んであり、舌の上でとろりととろけます。
中のバタークリームも外側に負けない、白くツヤツヤしたみためでした。バターの塩味がきいていて、甘すぎず濃厚なバターの余韻に浸っていると、ついもう一つ食べたくなるお味…🥰
ファリナモーレ・ドルチェについて
山形県鶴岡市末広町3-1 マリカ東館一階FOODEVER内にあります。
(鶴岡駅改札前から駅を出たとき斜め左に見える大きい建物です)
https://goo.gl/maps/9pTKoRuTKcaYBc5h6
実は先日こちらの、マトリオッツォをいただく機会がありました
↑私が頂いたのはキャラメル風味のマトリオッツォ。たっぷりのクリームに素朴な味のクッキーが添えられクリームの上品な甘さを引き立てます。そして!クリームを食べ進めるとキャラメルのほろ苦いカスタードプリンが現れます。これは!おいしい!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
主題のマカロンより感想に熱が入ってしまいました…
お店ではパンや洋菓子のテイクアウトの他に、カフェスペースでパフェもいただけます。
駅前なので旅行で訪れた際にはぜひ寄ってみてほしいです。
鶴岡とシルク
鶴岡の絹の歴史は明治維新後に現在の羽黒町松ヶ岡地区が開墾されたときに始まりました。当時作られた蚕室のうち5棟が現存し、松ヶ岡に資料館として保管されています。
絹の詳しい歴史についてはご紹介したいものが多いので、また別の日に改めて記事にしたいと思います。
こちらお洒落なショップバッグの鶴岡シルクのkibisoさんでは、シルクマスクやストール、バッグ、ネクタイなど上質な絹を使った素敵な商品に出会えます。
まとめ
今回、はじめてシルクプロテインという言葉を知りました。そして食べてみて、想像よりもっと気軽な気持ちでいただける昆虫食としてシルクプロテインをおすすめしたいなぁ、と思いました。
ちなみに、東北と一部の地域で食べられるイナゴの佃煮が幼いころ大好物だったそうです…!小学校の時に郷土料理として学校の近くで捕まえたイナゴを調理する授業がありました。(今思えば幼い頃の方がよりアグレッシブに生きていたのかもしれません)
虫に対する嫌悪感や固定観念など昆虫食はまだまだ壁が多いと思います。その点様々な用途で日々の食事に簡単にプラスできるシルクプロテインは、昆虫食について、また環境問題について考えたり、調べたりする良い機会になったと思います。
おすすめの返礼品
■ シルクプロテインを練り込んだ「絹入り麦きり」と米粉入り麦きりセット
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/06203/4799656
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