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SAF燃料以外の試みバイオ潤滑油


新聞や環境記事にSAFのバイオ燃料の文字をよく目にする
飛行機の旧来の燃料に代替し、廃食油由来の燃料とすることで環境に優しいというもの
ひと昔前にどなたかが、廃棄される天ぷら油で飛行機を飛ばそう、と提言したら笑いものにされたと思われる

以前から、EUで着々と水面下でこの仕組みを研究
日本ではどこか遠い国で、なにかしら研究をしている程度で、どこの大手企業も、政治も、エアラインも話題にせず、ですので日本には製造工場はなく現在は急ピッチで整備している

最近のある日にEUから、「ANAさん、JALさん、ちょっと環境の重要なお話しがあります この先は化石由来のみの燃料はダメで、環境対策燃料を使わないと着陸できなくなりますので、ご準備をお願いします」と言われる 前例がない環境燃料と使いなさいという天ぷら油ルールが天から(笑)降ってきて関係者一同が困惑する 日本には、誇るJIS規格があり、大企業や役所が持つ前例の踏襲を推奨し、リスク管理ができる体制、文化、慣習があると自負している

そこに黒い船かホワイトの正しい話かわからないようなルールが忍び寄り、国際的にはSDGsの環境に関する重要決定事項ですので、もちろん日本も遵守お願いしますねとなる 海外からの国際的な流れという名の強力なミサイルは過去の国内の慣習や前提では対応が困難 国から助成金投下で急ぐ

地球には優しいSAF燃料とのことで、天ぷら油からの製造に多くのエネルギーを消費するため本当に優しいのか疑問が残ります
また、この先にEUまでの飛行機運賃はどうなるのか、技術開発で同等運賃まで近づければありがたいです

弊社は、バイオのビジネスモデルの提案となります
工業用途の化石由来の鉱物油潤滑油に代替しバイオ潤滑油とする環境製品の提供を目指し、新しい取組みに挑戦するものです

バイオ潤滑油を使用では、J-クレジットWA-003方法論で約1,000Lの消費で、約2トンのCO2削減となり、この度に初めて4トンの創出を行いました 

化石由来に比較し食用油が原料となると生分解性という自然に帰る力を持っため、ここは技術開発が必要です コスト高につながらないよう研究を進めなければなりません

このほかバイオの可塑剤やバイオプロセスオイル、バイオ絶縁油のような新しいバイオ環境製品の可能性を模索したいと思っております 研究課題が盛りだくさんですが将来の環境製品の開発に取り組んでおります

興味をお持ちいただき、実機検証や提案打診は大歓迎です 新しい環境製品開発に知恵の提供等をいただけけば大変嬉しいです

バイオ潤滑油:CO2削減 | 株式会社アブラックス abulax

もう少しでスコープ3の検討準備となると思います その際に合わせて検討をいただければ幸甚です