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1993年のオーストリア・モーツァルト №33〈ザルツカンマ―グート №6〉

1993年7月、転職のはざまに2週間の自由(失業)期間ができて、これはチャンス。リュックを背負ったエコノミーな個人旅行で、憧れのオーストリアへ行きました。
今年はちょうど30周年、当時はスマホはもちろんなく、携帯電話すら一般にはまだ普及していなかった時代。世の中随分変わりましたね。
旅行中の日記がこの『旅日記』の元ネタです。写真も交えて旅のあれこれを思い返しながらつづっていきます。そんな、よしなしごとにお付き合いいただければ幸いです。

ザルツカンマ―グート♪ №6(ザルツカンマーグートが気に入った)

1993(平成5)年7月17日(土)朝~昼すぎ

 朝、かわいい部屋で目を覚ました。何となく幸せな気がした。朝食もおいしかった。1泊では物足りないと思ったので、昨日の女性に連泊できるかと聞いたら、あいにく今日は予約でいっぱいですと、すまなそうなこたえだった。(※1)

〈ザルツカンマーグート観光 ヴォルフガンク湖の船旅〉
写真は一足先にザンクト・ギルゲンの街にしばしのお別れ
〈ザルツカンマーグート観光 ヴォルフガンク湖の船旅〉
ザンクト・ヴォルフガンクの街を目ざして船が湖上を走ります
〈ザルツカンマーグート観光 ヴォルフガンク湖の観光案内〉
Die Hohe Schule des Vergnügens.(ディ ホーエ シューレ デス フェグニューゲンス)喜びの高校 Mit den Welien spielen.(ミット デン ヴェレン シュピーレン)波と遊ぶ
Guten Flug!(グーテン フルーク)よいフライト!
Hallo Taxi! (ハロー タクシ)こんにちはタクシー!
Hat Ihre Trauminsel einen Hafen?(ハット イーレ タウメンゼル アイネン ハーフェン?)
あなたの夢の島には港がありますか?
*
Hier sind Sie richtig:(ヒーア ジント ジー リヒティッヒ)あなたはここにいます:
Unterhaltung am Dampfer.(ウンターハィトゥン アㇺ ダムプㇷアー)
汽船でのエンターテイメント。
Sportlich am Wasser.(シュポルトリッヒ アㇺ ヴァッサー) 水上でスポーティに。
Bequem ans Ziel.(ベクリーㇺ アンス ツィール)目的地まで快適に。
Hoch im Kurs. (ホッホ イㇺ クㇿース)手に入れよう。
*
WASSERSPASS AM WOLFGANGSEE HILLEBRAND
(ヴァッサーシュパッス アㇺ ヴォルフガンクゼ― ヒルブラント)
ヴォルフガングゼー・ヒルブランドで水遊び
〈ザルツカンマーグート観光 ザンクト・ギルゲン〉
Pension Ferstl「パンズィオン・フェァステㇽ」宿泊の清算書
Zimmer nr.7(ツィンマー ヌンマー ズィーベン)部屋番号7
Rechnung nr. (レヒヌング ヌンマー)請求番号
für(フュア)目的
Zimmer vom16.7.bis7.17
(ツィンマー フォン ゼヒツェーン ズィーベン ビス ズィープツェーン ズィーベン )
7/16から7/17までのお部屋
Frühstück(フル―シュトゥック)朝食
Pension(パンズィオン)ペンション
Speisen(シュパイゼン)食事
getränke(ゲトランケ)飲み物
heizung (ハイツォング)暖房
bad (バートゥ)バス
garage(ギャラージュ)駐車場
telefon (テレフォン)電話
verschiedenes (フェアシードゥネス)その他
Bruttopreis(ブロットプライス)総料金

 行動予定を練り直す。ザルツブルクへいったん戻ってリュックをあずけ直すこと。ついでに記念品を街で買ってしまおう。そうしてからまたこっちに戻って、ザンクト・ウォルフガンクなどの湖畔の街に2泊ほどすること。(※2)

〈ザルツカンマーグート観光 ヴォルフガンク湖の船旅〉
ザンクト・ヴォルフガンクへ向かう途中で小さな街を見て過ぎます

 ザルツブルクへ戻った。リュックを引き取ってなるべく荷物を減らそうと思って、もう後は日本へ持って帰るだけ、という荷物(パンフレット類など)を小包で送ろうと郵便局へ行った。(※3)

〈ザルツカンマーグート観光 ヴォルフガンク湖の船旅〉
ここかしこにホテルやペンションが点在しています
自然に囲まれて居心地がよさそうです

 ところが曜日(土曜日)の関係で、係りの窓口が開いていないらしく、試みは不発に終わった。(※4)


――つづく――

※1 美しい女性にすまなそうに言われてすこし心が痛み、いいえこちらこそもっと早く言えばよかったんです、と伝えました。土曜日だったしねえ。

※2 ザルツブルクを切り上げて、ウィーンへ行く前の2、3日をザルツカンマーグート観光することにしました。とても心弾む思いがしました。

※3 ザルツブルクで、なにかと荷物がふえましたからリュックの重さも半端ないくらいでした。

※4 これは想定外でしたが、仕方がないことですね。さあ、ザルツカンマーグートへ戻りましょう!



※標題画像は、湖畔の街ハルシュタットです。

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