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1993年のオーストリア・モーツァルト №18〈ザルツブルク №10〉

1993年7月、転職のはざまに2週間の自由(失業)期間ができて、これはチャンス。リュックを背負ったエコノミーな個人旅行で、憧れのオーストリアへ行きました。
今年はちょうど30周年、当時はスマホはもちろんなく、携帯電話すら一般にはまだ普及していなかった時代。世の中随分変わりましたね。
旅行中の日記がこの『旅日記』の元ネタです。写真も交えて旅のあれこれを思い返しながらつづっていきます。そんな、よしなしごとにお付き合いいただければ幸いです。

ザルツブルク♪ №10(ザルツブルク旧市街の裏道散策)

1993(平成5)年7月13日(火)つづき

 明日以降ということで今日はあきらめて少し疲れもしたので、「クライネカフェ」という喫茶店でトルテと紅茶を注文して食べた。トルテは甘くない味付けだったがうまかった。(※1)

〈ザルツブルク旧市街 散策〉
路上絵を描く人とそれに見入る人

 明日は、ヘルブルン宮殿のコンサートへ行こう。午後からバスに乗って宮殿へ行って夜までそこにいて、そこでのコンサートを聴く。昼食はもちろん大学広場の青空市場で!(※2)

〈ザルツブルク旧市街 散策〉
伝統的なビールジョッキのあった店で

 旧市街の裏道の散策だ。北寄りのミュルナー橋まで右岸を歩き、橋を渡った後メンヒスベルクのふもとを山に沿ってノイトールシュトラッセまで歩いた。

〈アルツブルク新市街 散策〉
マリオネット劇場からの帰り道
新市街(ザルツァッハ川の右岸)から旧市街を望む
ザルツブルク城がここからもよく見えます
前方にマカルト橋や、ドーム、ペーター教会の尖塔も見えます

 この町の地理にも大分通じた気がした。ホテルに戻り昨日につづいて日本から持ってきたカップヌードルを食べた。お茶がおいしい。ヨーロッパは緯度のせいか夜遅くまで明るい。(※3)

〈ホテルノイトールの部屋〉
シンプルで機能的
部屋の電話もいいデザイン
明るい感じのいい部屋で四泊を快適に過ごすことができました
テーブルに並べだキー、ガイドブック、さいふ、パンフなどなど
部屋の掃除スタッフへのチップは「枕の下に10シリング硬貨」効果あり⁉
〈ホテルノイトールのエレベーターホール〉
こてこてピカピカの壁や天井、ぐにゃぐにゃのランプのアーム、奇抜な絵
さいしょの違和感はやがてスキに替わりました
〈ホテルノイトールの廊下〉
ここもこてこて、ピカピカの壁と天井
ランプのアームがぐにゃぐにゃ
やがて慣れました
〈ザルツブルク新・旧市街 散策〉
(上左)CAFE MOZART「カフェモーツァルト」の伝票
Stiegl Das Salzburger Bier Seit.1492(シュティーゲル ダス ザルツブルガ― ビーア ザイト フィーア-ツェーン フンダ ツヴァイ ウンㇳ ノイン-ツィヒ)
「シュティーゲル」1492年以来(!)のザルツブルク・ビール
49シリング=490円ぐらい
(上右)モーツァルト生家・住家共通チケット
MOZART MUSEUM SALZBURG(モーツァルト ムジウム ザルツブルク)モーツアルト博物館
MOZART GEBURTSHAUS(モーツァルツ ゲボーツ ハオス)モーツァルトの生家
MOZART-WOHNHAUS
(モーツァルト ヴォーヌハオス)モーツァルトの住家
78シリング=780円ぐらい
(下左)宿泊先ホテルノイトアで頼んだビールの伝票
金額不明
(下中)マリオネット劇場のチケット
SALZBURGER MARIONETTEN(ザルツブルガ― マリオネッテン)
75JAHRE (フゥンフ ウンㇳ ズィープ-ツェーン ヤーレ)75年
Schwarzstraße 24(シュバルツ シュトラッセ フィーア-ウント-ツヴァンズィヒ)
シュバルツ通り24
Links (リンクス)左
SITZ 1(シッツ アインス)シート 1
REIHE L(ライエ エーㇽ)L行(日本でいうL列)
Montag d.12.JUli 93 19:30(モンターク d. ユーリ ドゥライ‐ウント-ノインツィヒ ノインツェーン-ウァ-ドライツィヒ )
93年7月12日月曜日19時30分
(下右)KLEINE CAFE「クライネカフェ」の伝票
49シリング=490円ぐらい
たまたま「カフェモーツァルト」と同じ金額


――つづく――

※1 Kleines Cafe (クライネス カフィ)小さな喫茶店。文字通りこじんまりしたかわいいカフェでした。ザッハートルテみたいないなチョコレート系ではなく、アップルパイのようだったと思います。

※2 モーツァルトの生家の裏手、大学広場の青空市場。屋台ですきな食事と飲み物を頼んで、気らくに安く食べられるのですっかりはまりました。

※3 非常食兼、和食ホームシック対策にと梅干し、昆布、日本茶のティーバッグ、カップラーメン、みそ汁、おかき、イカ、乾パンをリュックに入れてきました。残しても荷物になると思いせっせと食べました。
 ポットやコップに投入する式の電気湯沸かし器は便利でした。さすが、アルプスの雪解け水は、沸かしてお茶をいれても旨かった!



※標題画像は、モーツァルト生家の看板です。

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