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日記のようなもの、そして読書感想文

今日は長らく放置していたnoteをちょっとずつ動かし始めたい。

仕事で忙しくなるとどうも余裕がなくなって、その結果、コンテンツを消費するだけの半ひきこもり状態へとなってしまうのが私の癖。

最後に投稿したのはいつだろう。多分4ヶ月くらい前じゃないかと思う。と同時にその頃からひたすら消費し続けている。

インプットばかりでアウトプットをほとんどしていないっていうのが今の状態。Twitterとかで軽くつぶやくくらい。

コンテンツの内容としては、一番多いのがいわゆる「なろう小説」、それから「マンガ」、「アニメ」、「映画」などなど。趣味は読書と映画鑑賞です。

「なろう」ではもっぱらファンタジー系を読む。異世界系とかダイブ系VRものとか。逆に恋愛系はあんまり読まない。なろうの総合ランキングでは恋愛系が多いのが不思議。まあ異世界の恋愛系ならいけそうな気はするけれど。

このnoteを始めたきっかけである『弱キャラ友崎くん』もジャンル的にはラブコメだから恋愛系になると思うけど、いわゆる青春ものって嫌いじゃないんだけど感情移入しすぎて現実とのギャップにしんどくなったりするのでできれば避けてるっていうのが現状。

しかしながら、そう言っておいてなんだけどラブコメっぽいラノベをポチりました。なんでだろうな?

それらを読みつつ、感想とかを吐き出すことで再びnoteしていこうかなっていうのが今日。何事も動くまでが億劫で動き始めたらあんまり気にならないっていうのが基本だから、といってもまあ無理なくゆるゆると綴っていくことにする。

ここで日記としては終わってもいいのだろうけど、続けて感想を一つ。

『谷崎マンガ-変態アンソロジー』

タイトルが強烈な本。ラブコメじゃねーじゃねーか!っていう言葉は受け入れましょう。

谷崎潤一郎、好きなんですよね。学生時代に授業の題材として出されたんですけど、どのタイトルだったかは覚えてなくて、家に文庫があるのが「卍」と「春琴抄」だからどっちかかなって気はするけど、「痴人の愛」だったような気もする。「美食倶楽部」だったような気もしなくもない。

知ってますか?谷崎潤一郎。小説家とか書く人ですよ。

この本のタイトルにもなってるように、まあ変態ですよね。でもその変態性はどうやら私に合っていたようで、一気に好きになりました。本人のことについてはそこまで詳しくはないですが、どうやらマゾヒズムだったようですね。

それぞれの作品の特徴としては、フェティシズムの宝石箱っていう感じでしょうかね。めっちゃわかるっていう人と、よくわからんっていう人がはっきり分かれるかもしれません。

そしてこの「谷崎マンガ」はそんな変態な谷崎潤一郎の色々な作品を、複数の漫画家(という括りにします)の人たちがそれぞれ作品を選んでマンガ化したものを集めたもの、アンソロジーです。

もちろん小説をそのままマンガ化してしまうとすごい量になるので、引き算、足し算されているようです。

読み終えた印象は、

谷崎潤一郎の入門書としてとてもいい

全体的にソフトな話が多いです。ソフトですよね?w

さすが皆さん漫画家さんなので、作品の印象がしっかり伝わるように描かれてます。引き算がとてもうまいし、逆に魅力を引き出してるように感じました。

収録されてる作品の中で琴線に触れるものがあれば、それの原作を読んでみるのをお勧めします。

私の中で一番谷崎潤一郎の印象に近い漫画を描かれて他のは古屋兎丸さんですね。まさに、うんうんこんな感じ。って思いました。

そんなにお高くないですし、一度手に取ってみてはどうでしょう。


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