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第4回ABIRA Talks開催レポート

9月3日(土)、安平町追分のコミュニティスペースENTRANCEにて、第4回目のABIRA Talksを開催しました。今回はそのレポートをお届けします!

▼挑戦する人たちのプラットフォーム「ABIRA Talks」

「教育のまち」を掲げる安平町では、学校以外の学びの環境として、「遊育」「あびらぼ」「ワクワク研究所」「ABIRA Talks」という「挑戦」を軸とした4つの事業を「あびら教育プラン」として展開しています。

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安平町に住む(または関わりを持つ)さまざまな人が、自分の才能を活かして挑戦できている豊かな状態を生み出したい。そのためには、「やってみたい」と気軽に言い出せる環境、そしてそれを厳しくも温かく包み込んでくれる環境が必要だ。

中学生までを対象にしている他3事業とは異なり、大人までを対象にしたABIRA Talksは、そんな想いから生まれました。

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目標金額に達したら全額がもらえる。達しなければ0円。2020年度よりスタートしたこのシビアな企画に、これまでに計7名のチャレンジャーが出場してくれました(過去回の詳細はこちら)。

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▼8人目のチャレンジャー。「『夢見る小学校』の上映会を町内で開催したい!」

4回目となった今回。チャレンジしてくださったのは、町内に住む石川英俊さんでした。

早来こども園などの魅力的な教育環境に惚れ、子育てを機に安平町に移住。専業主夫として2人のお子さんを育てる中で、「安平町での子育てや教育について町民がフランクに話せる場を作りたいな」と思うに至ったのがチャレンジのきっかけでした。

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テストなし宿題なし先生なしなど、いわゆる一般的な学校とは異なる学校現場を題材にした映画「夢見る小学校」。それが「絶対的に正しい」と伝えたいわけではなく、比較材料を共有することで「良い教育とは何か?」という対話を生みたい。

そんな石川さんの熱い想いを、約15名のサポーターが受け取ります。プレゼン後は、「町民をどうやって巻き込んでいくのか?」「上映会の先にどんな世界を見ているのか?」などの質問が飛び交い、石川さんの想いが深掘りされていきました。

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その後は、運命のジャッジタイム。サポーターが、上限内の支援金額とその理由を記します。目標金額は過去最高額の10,000円でしたが、見事13,600円を獲得し、クリアしました!

クリア発表直後、緊張の糸がほつれ、安堵と感謝の笑顔に変わった石川さんの姿がとても印象的でした。

▼安平町に挑戦の連鎖を。

ABIRA Talksを実施することで安平町に挑戦の連鎖を作りたい。これが運営の想いです。挑戦の連鎖が生まれるためには、「挑戦している人が憧れの対象になること」「挑戦に対するハードルが下がること」が大事だと考えています。だからこそ、町民の町民による町民のためのオフラインイベントが必要なのではないか。

年齢や立場を超えて会場のあちこちで生まれていた終了後の会話が、そんな仮説を後押ししてくれました。

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今回のチャレンジを見て「自分もやってみたい」と言ってくれた方もいます。そんな勇気ある方々の後押しができるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。

安平町に挑戦の連鎖が生まれることを願って。


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