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長澤靖浩
2021年10月1日 20:25
陶芸家の長谷川さんは、嵐山の落柿舎をもう少し北へ進んだあたりに、店と工房を構えている。 小道から覗くと、小昏い樹々の隙間から、やや薄暗い灯りの店舗が見え、陶芸品が並べてあるのがわかった。その店舗のたたずまいを一目見たときの印象は「センスがいい」に尽きた。 どんな陶芸を焼いているのだろうか。庭に入っていくと奥の部屋の椅子とテーブルの並びが喫茶に見えた。そのうち、物音に反応したのか、70代ぐらい