医療は西高東低?
人口当たりの医師の数が最も多い県と少ない県はどこでしょうか。
(厚生労働省平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況より)
【医師数が多い都道府県】
第1位徳島県
第2位京都府
第3位高知県
【医師が少ない都道府県】
第1位埼玉県
第2位茨城県
第3位千葉県
医師数が多い都道府県は西日本に多く、東京の周りの都道府県は医師は少数です。
私はこれを知った時、とても意外に感じました。
医学部は全都道府県にありますが、人口当たりでの統計でみると都道府県によってかなり違うことがわかります。
また、こういった統計を知るのに良いホームページがあります。
JMAPという日本医師会が作成しているホームページで全国の医師数、病床数、薬剤師数などを調べることがわかります。
JMAPでは都道府県ごとではなく、2次医療圏ごとでも調べることができます。
例えば、医師数が少ない都道府県である千葉県内の2次医療圏ごとの医師数はこちらです。
千葉県のなかでもかなり差があることがわかります。
日本の国民皆保険制度は誰でもどこでも平等な医療を受けることができるということが前提となっていますが、現状はそうとも言い切れないことがうかがえます。
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