見出し画像

フォトエッセイ『パントマイム』

学生の頃、男性のパントマイム二人組がバラエティー番組でショーをしているのを見たことがある。
それが私の初めてのパントマイム鑑賞だったと記憶している。

20歳の頃、放送作家になっていた私は
テレビ局の企画会議で
番組のスタッフたちと
そうだ、パントマイムのパフォーマーをゲストに呼びたいね。と話題にあがったのだが、
実は地上波でショーを見せてくれるアクロバットなパントマイムは、ギャラが高くて
番組の予算では現実的に不可能となり
パントマイムの特集は流れていった。
28歳の頃、
フリーで芸能活動していた私は
小劇場、パフォーマーが集まるショークラブの見学や面接に打ち込んでいた。
そのときに3千円の安めのチケットで見れる
ジャグリング、パントマイム、バトワリング、ブレイクダンス、マジックを融合したショーが京都であるのを知って、
巷の有名人と言われる私としては
見てないのは恥ずかしいので
1人でちゃんとみてきました。
そこで見たパントマイムが、
私の知っていたパントマイムと違いすぎて、
もし男で生まれたら
パントマイム俳優になりたいと思うほど
かっこよかったのを覚えている。
ブレイクダンスも目が熱くなるほど感動したのだけども、
女優さんもずっと、みてたいほど綺麗で
またみたいと思えたけど、

パントマイムカッコ良すぎて、
このパントマイムのレッスンどこで受けれるんだろう、
パントマイムに目覚めるまで
芸能打ち込んでる感性が素晴らしい。

わたしも高校生のころに
パントマイムに出会ってたら、
高校生のころに
パフォーマーというショーを中心に活動している人たちと出会えてたら
それはもう
学校通うこともどうでもよくなって、
レッスンに、オーディションに、ダンサーたちとの毎日が楽しくなっていたに違いない。

30歳になった今、
だんだん結婚して、子供産んで、
なんて夢もみれなくなってきている。
仕事も自分は飲食業くらいしか
できない現実がある。

でもエッセイを書いている時。
写真を撮ったり、
絵を描いたりする時間は
夢が見れる。

読者の皆様が
私のエッセイを読んで
わたしもこんなことしたいなーと
夢が見れたら嬉しい。

YUKA

マイムのレッスンに行けないので、教材で勉強します📚!YUKA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?