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「データ利活用の教科書」がリファレンスとしてお気に入り

「データ利活用の教科書」が非常にコンパクトにまとめられており、リファレンスとしても便利だったので紹介します。今でも購入してから毎日どこかしかに目を通しています。

「データ利活用の教科書」とはどんな本か?

この本の章立ては以下の図に示すとおりです。

データ利活用に必要な知識やスキルを習得する場合、以下の順に読むことが推奨されていました。理由は2.4 データ利活用に必要な知識・スキルの「習得ステップ」に記載されているので、是非、読んで見ることをお薦めします。

以下では、各章の目次を一覧化した内容を載せます。自分のコメントも入れたかったけど逆に見触りなので一覧だけにします。

第1章は日本の現状について

第2章はスキルについて

第3章はマーケティングについて

第4章はロジカル・シンキングについて

第5章は仮説検証について

第6章は問題解決について

第7章は管理や規制について

第8章はアンケート・インタビューについて

第9章は分析方法について

第10章は伝え方について

最後に

マクロミル社は自分の中では、データサイエンスというよりも定量・定性調査では国内では指折りの企業という認識だったので、これまで出版されてきたデータサイエンティストによる分析手法について「もの申す!」と言った内容を少し期待していたのですが、どちらも活用しつつ、今後のデータ利活用の規制や改変まで意識した内容だったので、いい意味で裏切られました。本当に全てが網羅された素晴らしい内容だと思います。索引が細かい項目まで載ってるのでこれも非常に便利です。一つ一つが簡潔にまとめられているため、読者によっては物足りないとクレームをつけるひとがいるかもしれませんが、私のようにリファレンスとして活用したい人や、①各フェーズ、②活用方法の種類、③現在と未来での違いなどXYZ軸として意識していきたい人には手放せない一冊になりそうです。

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