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努力と自己満足

○似て非なるもの

最近伸びてないな・・・
上手くなってる気がしない・・・
あの人明らかに変わったよね(うまくなった)

こう感じたりゆわれたりする選手っていますよね。

また
毎日誰よりも早く来て誰よりも遅くまで練習してるのに・・・
練習では結果出すけど、試合では結果出ないよね

ってなってる方いませんか?

これはぼくが高校時代、実際に自分が陥った経験をもとに話す。

その原因のひとつとして、「正しい努力の仕方なのか、自己満足で終わってるのか」ということが考えられる。

仮に前者をAさん、後者をBさんと置く。

両者ともに自主練習やチーム練習を一所懸命に取り組んでいる。

しかしながら、結果をいつも残すのは正しい努力をしているAさん。

なぜこうも差がつくのか。

Aさんはチームにおいて自分のするべきことは何かと考え、日頃から自分の課題を書き出し、それに合った練習に取り組み、常にゲームライク(試合と同じ)を想定している。

一方で、Bさんは、自分の伸ばしたいところやりたいことを考え、Aさんと同じようにゲームライクを想定し、毎日課題に取り組んで練習している。

一見、同じように練習をしているように見えるが、ここに落とし穴がある。

Aさんはチームの中で自分の必要なことを考えた上で練習に取り組んでいるため、いざ試合になったときに落ち着いて練習したことを発揮できる。

しかしBさんは日頃から自分のやりたいことばかり練習しているので、試合時にチームで合わすとなった時に想定外が起きて、あせってしまい発揮出来ないことが多い。

つまり、同じ内容の練習をしていたとしても、考える方向によって結果が変わってくる。

またそれが、自分に向いているならまだしも、コーチに褒められたいなど違う方向に向いてしまったらさらに自己満に陥りやすくなる。

いま伸び悩んでいる、結果が出ない、試合になると緊張しちゃってしたことが発揮出来ない生徒や選手が居たらいま一度見つめなおしてほしい。

本当にそれが正しい方向に向いている練習なのか。いつも身近にいる先生や選手からアドバイスを求めるのもありかもしれない。

一度マインドを変えて、本当に必要なことやらなければいけないことを理解し、常にゲームを想定し、ブレない自分を作りながらコツコツと練習をするようにしよう。

そうすれば気づいた時には良い結果が出ているだろう。

決して自分だけが気持ち良くなる自己満にならないようにしよう。。(結果残したいなら)

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