プログラミングって、子どもでもできるようになったんです
昭和のプログラミングは敷居が高かった
私が学生のころはプログラミングというと、まだWindows95が発売される前でしたので、パソコンの黒い画面に英語のコマンドをカタカタ打つ、といったものでした。
パソコン自体、使いこなせる人は限られていましたし、英語や記号を理解していないとプログラムは書けませんでした。
パソコンのメモリーも少なかったので、節約するための知識も必要でした。
平成には子どもでもできるプログラミングが誕生
10年前、次男が小学生のころ、ロボット教室に行かせました。
そこで使っていたプログラムは、アイコンをつなげるというものでした。
前進、センサーからの入力、停止、繰返し、分岐、繰返し、などのアイコンに設定情報を入れてつなげるのです。
ルールを覚えてしまえば、小学生でもプログラムを作ることができました。
ひらがなさえわかればプログラムが作れる
最近ではもっと簡単なものが登場しました。
たとえばスクラッチというプログラミングツールでは、10歩進む、90度になるまで左折する、10回繰り返す、など日本語をつなげるだけでプログラムができてしまうのです。
しかも表示を切り替えれば、全部ひらがなにもできます。
ひらがなさえ読めればプログラムが作れてしまうのです。
本屋に行くと、子ども向けのスクラッチの本を何冊も見かけます。
ですから、小さなお子さんがいるママやパパたちの多くは、スクラッチの画面を見たことがあったり、プログラミングが簡単になったことを知っているのだろう と私は思っていました。
ところがプログラミング学習の活動をしてみると、昭和時代のプログラミングを思い浮かべている人がまだまだ多いことがわかりました。
ですから、ひらがなが読めればプログラミングはできるんだよ、ということを広めていきたいと思っています。
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