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安心して新型コロナワクチンの接種ができるように。活用のしやすさにこだわった制度設計を【#私たちはつながっている】

ABEJAでは、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種時の勤怠に関して、以下の方針で対応することに決めました。

対象者:正社員、契約社員、社会保険に加入しているパートタイマー
平日の業務時間内に新型コロナワクチンを接種する場合の、移動を含む接種にかかる時間を勤務時間とみなす。
接種当日・翌日・翌々日までの期間で体調不良が起こった場合の休憩も勤務時間とみなす。
有給休暇を利用して終日休憩をとった場合は、有給休暇を補填する。

こだわったのは、活用しやすい制度

ABEJAでは、社員が安心・安全に働けるよう、2020年2月下旬の新型コロナウイルスの感染が比較的早いタイミングから全社員を対象に在宅勤務を推奨し、緊急事態宣言などが発出されたタイミングにおいては完全出社禁止としてきました(過去の取り組みに関する記事はこちら)。

新型コロナワクチン接種に関わる対応方針を決める際も、「新型コロナワクチン接種を希望する社員が安心して接種をするために、何が理想か」を基点に議論を行いました。

執行役員コーポレート統括担当の森田潤也さんに話を聞きました。

ーー方針を決める上でこだわったことはありますか?

森田:新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省)」などの情報をもとに、体調不良になった場合に複雑な手続きなく休憩ができる環境を理想としました。その上で、今回のケースで重要なのは、申請や承認などのインフラ部分だと考えました。

例えば新型コロナウイルスワクチン接種会場から自宅に戻る間で休憩が必要になった場合、社内システムからしか申請ができなかったり、申請手順が複雑だと困りますよね。

体調不良は予測できないもの。だからこそどこにいても簡単に申請ができるよう、Slackのショートカットから申請できる仕組みを整えました。

実際に、方針発表後は社員から「Slackから申請ができるのは楽でうれしい」など、申請の手軽さを喜ぶ声が多くあがりました。

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どんなに立派な制度でも、活用されなければ意味がない。言うは易く行うは難しですが、ABEJAは引き続き、活用面にもこだわりをもって「社員が安心して働ける会社」を目指していきます。

【#私たちはつながっている】について
新型コロナウイルスを機に、今まで当たり前だった風景や意味を考えていくシリーズ。随時更新していきます。

文:浜田 彩加(はまだ・あやか)

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