「うつ」と付き合うこと

タイトル通り。

かれこれ、何年になるでしょう。
「うつ病」というものを最初に診断されてから7年ほど。
そんな病と付き合いながら過ごしています。

初めて診断されたのは大学4年の頃。

大学生の頃はいわゆる「苦学生」と言われる部類の人間で。
昼間は働きながら、夜間帯に講義を受けて。
家庭の事情もあり、学費や生活費はほぼすべて自分で工面して。

そんな生活を3年強続けて、疲弊して。
4年目の中盤でいよいよダウン。

もともと感受性は強い方であったことと、いろんな要因が重なって最初の発症に至って。

「なんで自分はこんなにもだめなんだろう」
「なんで周りはできているのに自分はできないんだろう」
というのでとにかく自分を責めることにしか思考が回っていなかったことを思い出します。

今もそうなるけど。

その時はすこし休んで落ち着いて。
大学も卒業して、社会人になり。

2度目の診断は社会人1年目。
過重労働と心理的負荷が高まった頃にダウン。
そのまま休職を経て退職。

その後も同業のいくつかの企業を転々とし。

今に至ります。

いまも向精神薬と抗うつ薬は手放せず。
減薬しつつ、まだまだ続いています。

年数を重ねるに連れて、付き合い方は徐々に馴れてきてはいるものの。
まだまだ、完治には遠い。

この病のしんどさは、痛みなどという辛さではなく。
「心の痛み」が伴うこと。

そして、その痛みは自分で感じにくいということ。

いつの間にか調子が悪くなっていることもあれば、急に泣き出してしまうこともある。

普段はそれを笑い飛ばして隠しているけれど。

まだまだ、隠しきれてはいない。

この病と付き合うことは、根気の要ること。

でも、たまには辛さを吐かせてください。




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