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【Blog】1st album『OVERTURE』全曲大解説!!

2023/11/12、
私、アベセイジの1st album『OVERTURE』がデジタルリリースされました✨

全10曲。
収録されている全ての楽曲(共作含む)の作詞作曲編曲、
ミックス、9曲のマスタリングを
すべて自身で担当しました。


「日々何かと戦い、争い、疲れて、"始める"ことを諦めてしまった、
あなたに捧ぐ序曲。」をテーマに、
全10曲、今年リリースされたシングル4曲を含み、
様々な視点からの"スタート"や"きっかけ"を
テーマにした楽曲たちを書き下ろし収録。
ゲストボーカルも迎え、
多種多様でジャンルレスな楽曲たちが勢揃いのアルバムになっています🙌

今日は全楽曲を大解剖!!ということで、
作者の私本人による楽曲解説です🙌

この記事を見てからアルバムを聴いてもらうと、
少し違った楽しみ方が出来たり出来なかったり?します!

それでは、レッツゴー!!



M01 Sing!!!

完全にライブのオープニングを想定した楽曲です。
曲のテーマは"歌ってたら何とかなるよ!”です。

その昔大変お世話になった方に
「いっぱい酒飲んで頑張れよー。酒飲んでりゃなんとかなっから!」
と言われ、これは真理ついてるなーと笑

〇〇しとけば何とかなる、は、どの世界でも言えることですよね。
「Music make you lose control」
"音楽に身を任せて"
辛くても何でも音楽に身を任せて歌えば何とかなる!ということです。

サウンド面は、
最近は加工による機械っぽいボーカルサウンドが多いので
それにあやかって
ボコーダーのクワイアからスタートし、
オートチューンを使用した3オクターブに渡るフェイク
7/8拍子のイントロドラム
拍子の変化

細かくトリッキーな要素が3分弱の間にふんだんに
使用されている楽曲です。
この色んな変化は、最近の世の中の流れの速さなんかも
イメージしています。

個人的に一番拘った点は、アコギとエレキギターのスラップ
7年ほど前にスラップギターの先駆者、MIYAVIさんの楽曲にどハマりして、
当時、毎日のように練習して取得しました。

その当時はアコギで弾き語りが多く。
作っていた楽曲は秦基博さんなどを参考にしていたので、
「どこで使うねん!!笑」って感じだったんですが、
ようやくお披露目となりました笑

M02 Honest

M01のSing!!!のアンサーソング的な立ち位置のこの曲。

実は私自身、2015年に当時パートリーダーとして所属していたクワイアで
一度インディーズでCDを出させて頂いたのですが、
その数年後にアーティスト活動を休止しました。
(この辺の話はまた詳しくしようと思います。)

そこから復帰した際のことをテーマにした曲です。

素直になって、自分の目指すべき、歩むべく道を
行き(生き)なさいよ。という曲です。

サウンド的にはシンセドラム、シンセベースがメインで、
ボーカルチョップなどを入れて最近っぽいサウンドに。
今まであまりやってこなかったシンセサウンドを多く使用しました。

M03 デイジー

7月29日にリリースした2ndシングルです。

元々は友人の結婚式の際に作ったオリジナル曲で、
それをアレンジしてリリースしました。

「デイジー」という花は、
陽の光を浴びると花開く花だそうで、
僕がその太陽になるよ、という
何ともピュアな曲です。

個人的にはイントロがお気に入りで、
それが最後にまた戻ってくるのが好きです。

鍵盤で押したような跳躍するメロディラインは
何度歌っても難しいです。笑

M04 umbrella

5.25に私自身、初めてデジタルリリースした作品です。

この曲を発信するために、
活動再開を決意したと言っても過言ではありません。

テーマは"誹謗中傷"

近年、非常に問題になっていることだと思います。
それに対する自分なりの解釈を表現した歌です。

「誹謗中傷する奴なんて、ありえねぇ、クソだ、」
そんな発言こそが、誰かに刃物を刺しているかもしれない。

サウンド面は、
楽曲をより壮大な雰囲気にさせるよう、
ストリングスの対旋律が凄まじく動いています。

何を隠そう、私ストリングスの対旋律を作るのが
大得意なんです。笑

展開が目まぐるしく変わり、聞き応えのある楽曲だと思います。

M05 泡沫(feat.teruki)

こちらは共作の一曲。
音楽仲間のterukiさんからの熱烈なアプローチ(笑)で
今作が実現しました。

terukiさんは、
先ほど話した2015年にクワイアでCDデビューした際の
メンバーの一人です。

素晴らしい歌声を持っています。

テーマは、
"好きでも離れなざるを得なかった失恋"です。

好きで一緒になったのに、
それ以上先に進めなかった。
そんなことをテーマにした儚いバラードです。

少し大人の方に響く曲なはずです。

サウンド面は、こちらもストリングスの対旋律が割とメインです。
合わせて、要所要所に
"泡沫"のタイトル通り、パッと弾けるような、
そんな音をいくつか入れています。

ラスサビの二人でのハモリが個人的には大好きです。

なお、泡沫のボーカルRecは
以前からお世話になっている
ギタリストの高山慎平さんが運営するスタジオで
撮らせていただきました。

M06 Blue Dancing

上記の『泡沫』の恋愛の
"後の話"をテーマにしています。

つまり大人の関係です。

色々あるネガティブな感情の中で、
"寂しさ"だけは
一人で何とかするのが難しいよな、と。

でもそれを誰かに託すことで
癒された気になっても、
実は互いを傷つけ合っているんだよな、
という曲です。

サウンド面は
lo-fi感を出しています。
編成そのものはとてもシンプル。

ローズ系のエレピサウンドで"癒し感"を出しつつ
コード進行でどこか儚い印象になるように
サウンドメイキングしました。

個人的にはサビで入っているlo-fiのピアノが好きです。

M07 Re:gister(feat.mizuki)

こちらはHip-hopシンガーの
mizukiくんとコラボした一曲。

mizukiくんとの出会いは
飲み屋でして。笑
初めて会った時、彼は店長で、僕は社会人でした。

そこから年月が経ち、
彼が自分の曲をリリースする、とのことで、
音楽仲間としての繋がりになりました。

お互い、色々あったけど音楽活動を始動させるにあたり、
「やはり自分次第」といった観点から、
この曲を書きました。

Re:gisterというタイトルは、
私の専門学校の同級生につけてもらったタイトル。

resister(抵抗する人)とかけており、
同じ言葉でregister(記録する)があります。
毎日同じことを繰り返しただ記録するだけだった人生を
再び変え(Re:)、
RegisterからResisterになるという意味合いがあります。

サウンド面は少しだけHip hop要素入れるように作ってあります。

最後のサビのオートチューンとのツインボーカルは
新鮮で個人的に好きなポイントです。

mizukiくんも素敵な曲を書いています。
聞いてみてね。

M08 Forever my love

「永遠の僕の愛」がテーマです。

色々大変で心が壊れても
それでも君をずっと愛すよ。

というピュアなバラードです。

実はこの曲、
イントロのピアノのメロディが
どのセクションでも
ずっと鳴っています。

"変わらない想い"を
ここで表現しています。

M09 君は君で、僕は僕で。

こちらは5月25日リリースした楽曲の一つ。

多様性をテーマに書いた曲です。
家族でも、別の生き物。

それぞれがそれぞれを想い、思いやり、
ぶつかっても、欠けても、
笑い合えればそれでいいよ。
ということを言いたい曲です。

サウンド面は、
私の得意なストリングスの対旋律が
大大大活躍しています。

M10 賛美歌

7月29日にリリースした3rdシングルです。

作ったのは実は数年前で、
リアレンジしてリリースしました。

こちらもバラード。
何が合ってもあなたのために
僕は歌い続けます。

という曲です。

「いつまでも歌い続けるから」
という歌詞の通り、フェードアウトで曲が終わるようにしています。

こちらも盛大なストリングスの対旋律が要になっています。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでからもう一度聞いてもらえると、
あまり聞いていなかった音が聞こえたり、聞こえなかったり。笑

このアルバムのテーマはタイトルの通り
『OVERTURE』

各々の、何かのスタートのきっかけになったら嬉しいです。

11.19にはリリースイベントを行います。
生配信もあります。

ゲストシンガーもお呼びし、
ジャンルの垣根を越えた見応えあるライブになります。

こちらもぜひお越しください。

ご拝読ありがとうございました✨


ご予約はこちら
https://t.livepocket.jp/e/ubiw8


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