阿部洋輔@東京→屋久島→東京

家族4人で屋久島に1年間離島留学して、また東京に戻ってきました。

阿部洋輔@東京→屋久島→東京

家族4人で屋久島に1年間離島留学して、また東京に戻ってきました。

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屋久島の贈与社会は心地よい

「大根あるから取りにきな!」 県道沿いを散歩しているとき、軽トラ運転中の近所のおじさんから声をかけられる。 モノの受け渡しが自然になった 屋久島に引っ越してきてから10ヶ月が経過して、そういうシチュエーションには慣れてきた。元々東京に35年以上に暮らしていたが、野菜や果物などのやりとりをそんなに頻回にそんなに当たり前のように行ったことはなかった。 屋久島に来てからというもの、モノ(野菜・果物・魚・お菓子など)のやり取りの多さ(流通量)にビックリしている。1ヶ月くらい前に

    • 介護職員がChatGPTを仕事で使うメリットとデメリットをChatGPTに聞いてみました。

      タイトルの通り、今後の働き方の参考になればとChatGPTに聞いてみました。自分の頭の中で何かがつながればいいなと考えています。 【メリット】時間の短縮 ChatGPTを使うことで、介護職員が業務に費やす時間を短縮できます。 例えば、自動化された書類作成や問い合わせ対応などの手続きにより、業務の効率化が期待できます。 業務品質の向上 ChatGPTを利用することで、介護職員が利用者とのコミュニケーションやサポートに集中することができます。 また、ChatGPTが提

      • 東京生活、再インストール中

        現在、東京生活に再適応中。 東京→屋久島→東京ということで、東京で見ていた感じていた同じものも少し違って感じられる日々。 屋久島で食べてた納豆の味が甘いのに慣れてしまって、辛子入りの納豆を美味しく感じなくなってしまったとか色々とある。九州地方の特徴もあるのか本気で甘口だ。 まあそれはおいておいて、最大の変化は、なんとなく焦ることがなくなったこと。以前は「時間を有効活用しなくてはならない」という強迫観念めいたものがあった。満員電車の中で必死にKindleで読書をしたり、家事

        • 屋久島の集落は「何もないところ」ではない

          「何もない所なのに、なんで来たの?」 集落に住んでいる方に何度か言われた言葉だ。でも東京にないものが、ここにあると思っている。屋久島に来られて良い体験ができたし、本当に素晴らしい1年だった。 東京と比べれば、屋久島に無いものは多い。日々の買い出しのスーパーに行くには車で15分。ドラッグストアには車で25分。車がなければ、日常の買い出しにも支障がでる。ご想像の通り、マックやスタバはない。(車で40分行くと、実はモスバーガーがある。) 多くの人はこういった環境を「不便」と呼

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          「human doing」ではなく「human being」

          コロナ禍となってから、「幸せ」ということについて考える機会が増えている。屋久島に家族で引っ越してきたのもその一環。なんだかんだ来月には東京生活に戻るのだが、我が家族にとってかけがえのない1年になったことは確実。過去のことや将来のことを一旦でも忘れて、今を全力で楽しむというスタイルは昔の自分だったら出来なかっただろう。 最近よく「ウェルビーイング」「well-being」という言葉を聞くようになってきた。もちろんそれまでも言われていた言葉だろうが、よく耳に入ってくるようになっ

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          森林浴(Shinrin-yoku)は日本の文化

          先日、森林浴に行ってきた。縄文杉のようにある地点を目指してズンズン歩くのとは違い、森の中で色々なことをしてゆっくりとした時間を過ごすアクティビティ。プロセスを大事にする感じがWell-beingといった感じ。そして森林浴は海外でも「Shinrin-yoku」で伝わるらしい。恐るべし森林浴。 ・karaoke(カラオケ) ・bentou(弁当) ・shinrin-yoku(森林浴) 私が大切にしたい日本文化。外国でも日本語のままで意味が伝わるんだからまさに日本特有の文化。ち

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          美意識は奥が深いもので

          美しいものが沢山ある生活。本当に良いものだなと感じている。 山・川・海・森・花・星など、あげてみると自然ばかりだ。 屋久島は日本に5つある世界自然遺産の地域の1つだが、「自然美」という項目で認定されているのは屋久島のみだそう。先日、雑誌で読むまで知らなかった。 日常的にそんな世界レベルの自然に触れるようになって、感度ゼロだった私の中の「美意識」が少し成長している気がする。東京にいた頃はそもそもそんなことを感じていなかったが、きれいなものに反応して美しいと感じる神経みたいな

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          「遊び心」の勝ち(価値)

          実は、子供の体力を理由(言い訳と読む)に、今まで行っていなかった縄文杉トレッキング。歩く時間が10時間近いと聞くし、朝もメチャクチャ早いみたいだし、もし子供たちにトレッキングに対してネガティブな印象残すのも嫌だし、二の足を踏んでいた。(言い訳をしているとき、人間は最もクリエイティブになる。)しかし、知り合いのガイドさんに声をかけて頂いたので、この機会は逃すまいとチャレンジしてみたわけだ。 トレッキングをスタートしてみると ①延々と続きそうなトロッコ道(3時間近く続く) ②

          「遊び心」の勝ち(価値)

          「互助」は文化の結晶なのだ

          人口500人ほどの集落に私が感じたのは、自助や互助が強く、介護サービスは弱いということ。集落の人同士は見えるけど、「国」って言われても顔が見えないからなのか。そもそも地域のことは、国や自治体ではなくて自分たちでやるという価値観が1人1人に根付いているからなのだろうか。 「互助」をパワーアップさせているのが、集落の文化や風習。 例として挙げれば、 ・墓参り ・墓の清掃 ・運動会 ・色んなお祭り ・鬼火焚き などなど 運動会はコロナ禍前までは500人規模の集落を町ごとのチーム

          「互助」は文化の結晶なのだ

          屋久島と東京のものさし

          昔、ずっと東京で暮らしている人より、上京してきた人の方が、いわゆる東京の情報に詳しかったり、いろんな習慣に敏感なことに疑問を持っていた。元々住んでいた町との差を感じたり、比較してみることでわかることがあるのだろうかと。 数ヶ月に1度、東京と屋久島を行き来している。その中で日々感じることは、「屋久島」と「東京」の違い。これを感じて生活せざるを得ないのだが、その差を意識することで30年以上生活した東京を自分なりに再認識できた。 気候や生活 暮らしの便利さ 地域の習慣 人

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          墓参りは文化装置

          「墓の管理はめんどくさい」 「墓じまいも増えている」 こんな話は東京にいた頃から散々聞いていた。 日本人は無宗教といわれがち。新年は神社で、結婚式はチャペルで、お葬式はお寺で、神道・キリスト教・仏教…。こんなカオスな宗教観の日本で、墓の管理が面倒臭いなんて話も聞くから、あえて自分の「お墓」はいらないと思ってた。 屋久島に来たらきれいに掃除されたお墓が沢山。そして見晴らしが良い場所にあることが多い。さらには綺麗な花がちゃんと供えてある。ということは、よく人が出入りしていると

          サバティカルタイムのような期間の効果

          昨年3月末に屋久島に引っ越した。かれこれ会社員は18年目。転職などはあったが、ずーっと当たり前のように東京で会社員を続けてきた。今回、会社を辞めたわけではないけれど、1年に渡って屋久島で時短リモートワーカーとして働いて少し立ち止まってみると気づくことがあった。 10年以上ぶりに引っ越して環境を変えてみると、毎日知らないことが出てきて、それがきっかけとなり新しい学びになるとループを体感。読書しか学びの方法はないと偏った考えを持っていたのだけれど、そんなことはなかった。今までど

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          屋久島に来たら自然が好きになった

          「自然やアウトドアが好きだったんですね?」 屋久島に家族4人での離島留学を決めてから、人に言われたことが多いフレーズランキング1位ではないだろうか。しかし、大声ではいえないが特に自然もアウトドアも好きだったわけではない。 特に自然が好きではなかった 大人になってからキャンプとかも数えたほどしか行ったことがないし、あえて自然の中で何かをしようという気持ちもなかった。小学校時代には数年間ボーイスカウト(カブスカウト)に入っていたが、キャンプとか野外活動って面倒くさいとすら思

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          【離島留学にチャレンジ!】屋久島山海留学(黒潮留学)4ヶ月経過時点での感想

          屋久島の黒潮留学(屋久島山海留学)にチャレンジ!家族4人で屋久島山海留学(黒潮留学)開始したのが2022年4月。早いものでもう4ヶ月経過したので、一旦まとめてみます。 ◯利用した制度:屋久島町山海留学生 http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/.../international.../ この中の家族留学という制度を使って家族4人で滞在中です。 屋久島の離島留学にチャレンジを決めたわけ思い立ったのは、2020年の夏頃。緊急事態宣言や

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          ちきりんさんの「働き方」本を読んで、余裕を持って穏やかに生活しようと思った

          「ちきりんさんの未来の働き方を考えよう」を再読しました。 この新型コロナ騒動によって私自身も今後の生活スタイルをどうしていこうかと考え始めました。惰性とは言わないまでも、何かが起こらないとどうしても決断ってできないものですね。 医療介護系資格は結構融通が効く働き方もできると思っていましたが、今回のこの騒動では大変な部分がクローズアップされました。 もはや働き方というよりも人生の歩み方ですね。 決して仕事だけが人生ではないのは多くの人が気付いているはず。 この本の自分

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          ゆるく半農半療法士化してみた効果

          2019年の夏、なんとなく思い立ちシェア畑というサービスで近所に小さな畑を借りた。 子供の食育のためとか、経験のためとかまあ理由はなんとでも後付けできるがきっかけは「ただなんとなく畑を始めてみたい」とそのとき思っただけ。 以前に比べればフットワークは軽くなった。 アウトドアがすごい好きかと言われればそうでもない。 でも畑始めてみると随分楽しい。 落花生とれて楽しい写真。 正直なところ、料理を本格的に始めたのはここ1年位の話だし、スーパーに行って野菜の価格が安いだ高

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