ちきりんさんの「働き方」本を読んで、余裕を持って穏やかに生活しようと思った
「ちきりんさんの未来の働き方を考えよう」を再読しました。
この新型コロナ騒動によって私自身も今後の生活スタイルをどうしていこうかと考え始めました。惰性とは言わないまでも、何かが起こらないとどうしても決断ってできないものですね。
医療介護系資格は結構融通が効く働き方もできると思っていましたが、今回のこの騒動では大変な部分がクローズアップされました。
もはや働き方というよりも人生の歩み方ですね。
決して仕事だけが人生ではないのは多くの人が気付いているはず。
この本の自分なりのポイントとしては
・間欠泉的キャリア
・手に職より需給ギャップ
でした。
間欠泉的キャリアとは!?
何年働きたら何ヶ月か休みをとるといったような働き方を「間欠泉的キャリア」というそうです。私自身は間欠泉的キャリアを歩んでいるわけではないのですが、将来の生活を考えるとある時期にこういった働き方を選択するのもありだなと考えさせられました。
・私が何かの勉強をしている間に、妻が稼ぐ
・妻が何かの勉強をしている間に、私が稼ぐ
・子供の手が離れるまで、夫婦の働く量を少なくする
・子供の手が離れたら、夫婦で少し移住してみる
色んなスタイルが考えられますよね。
一般的に医療介護系資格は高齢化社会で働く場所が多く、そういったキャリアを歩みやすいので、周りを見渡してもいきなり全然違う業界に行ったりゆるい暮らしをするという人も増えている気がします。
しかし、未来永劫医療介護系資格の需給ギャップがあり、働く場所や給与が保障されているわけではないので、それこそ自分のアタマで考える必要があります。
私は子供の手が離れるであろう45歳位からの人生プランを考えています。
そのため今は生活コストを下げて、チャレンジに向けての準備期間といったところです。
手に職ではなくて需給ギャップを見極めよう
「手に職」という考えからは昔からあります。
ちきりんさんは資格の難易度よりも市場のニーズを考慮していくべきだと言います。(難しい資格を取れば仕事が沢山あるわけではない。)
この本には理学療法士などのリハビリ専門職についても市場ニーズがある業種として紹介されていますが、それも今後の診療報酬の変化などでどうなるかはわからないと書かれています。(ちなみにこの本の発売は2016年)
2020年現在は医療介護業界においてはリハビリ職より介護職の方が需要が大きいので、市場のニーズが時間の経過やトレンドに伴って変化するのを実感します。(そういえばこの新型コロナ騒動の前ですら訪問介護の求人倍率は13倍でした。)
とはいえ2042年まで高齢者の人口は増えるというデータがありますので、医療介護系資格があることで私は最低限の生活はできるだろうと予測しています。
また幸いなことに現在の介護業界での仕事は大きなストレスがないので、自分の職業選択には満足しています。
穏やかに余裕を持って生活をしていく
今回の新型コロナウイルス騒動はまだ落ち着いたわけではないのですが、これをきっかけに現在の働き方や生活の仕方を考え直す人が増えるでしょう。
過去には3.11や娘の誕生をきっかけに生活の仕方を考えてきましたが、今のところ私が気持ちに"余裕"を持って生活ができているのは、
・共働き
・医療介護系資格持ちなのでまだ働くところが沢山ある
・ある程度ミニマムな生活をしている
ということだと考えています。
絶対に辞められないと思っている仕事をしていたり、きついローンを組んでいたりでは、やはり日々の生活の中で余裕が少しずつなくなっていくでしょう。
ただ全個人や全家族に正解の生活スタイルはもちろんなくて、自分や自分の家族とどういうスタイルで生活していくかの最適解を考えることから始まりますよね。
将来に漫然とした不安を持った時だからこそ、これからの人生設計を一度机上でも考えてみるとよいのではないでしょうか。
ということで私は
・将来の生活のゴール(間欠泉的キャリア含む)をイメージする
・自分や環境に投資する
・足るを知った生活をする
こんなところに意識して穏やかに生活をしていきます!
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