【離島留学にチャレンジ!】屋久島山海留学(黒潮留学)4ヶ月経過時点での感想
屋久島の黒潮留学(屋久島山海留学)にチャレンジ!
家族4人で屋久島山海留学(黒潮留学)開始したのが2022年4月。早いものでもう4ヶ月経過したので、一旦まとめてみます。
◯利用した制度:屋久島町山海留学生
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/.../international.../
この中の家族留学という制度を使って家族4人で滞在中です。
屋久島の離島留学にチャレンジを決めたわけ
思い立ったのは、2020年の夏頃。緊急事態宣言やコロナウイルスの拡大によって子供達の学校生活も自粛気味となり少し味気ないものになっていたとき。これを機に何か家族でチャレンジしたいと!
その時点はどうしても「屋久島」というわけではなかったので、北海道、長野県、山梨県、島根県、色々と候補はありました。(いろんな自治体から資料を取り寄せたり、ネットサーフィンしながら情報収集をしてある意味ドツボに。)
正直どこも魅力的で決断には思い切りが必要で、娘に「北と南、どっちがいい?」と尋ねたところ、「南」だと。ということで屋久島に決まりました。
多分、寒くて雪で遊ぶより暑くて海で遊べる環境の方が良かったんだと思います。
また少し前にこんな本を読んでいたのもあって、どんどん経験にお金も時間も使っていきたいと考えていたというのあります。
屋久島の離島留学はこんな種類がある
かめんこ留学:永田小学校
まんてん留学:栗生小学校
じょうもん留学:八幡小学校
黒潮留学:一湊小学校
(屋久島の横の?口永良部島にもひょうたん島留学というのがあります。)
我が家の場合は3箇所見学させてもらった上で、ここだ!というところに決めました。
離島留学に向けた我が家のスケジュール
・屋久島の小学校見学 2020年11月
・屋久島に応募資料送付 2021年8月
(8月の募集開始期間早々に応募書類を送ったのですが、なかなか返事が来ずに書類届いたかなぁとかかなり不安になったのも今となっては良い思い出)
・屋久島での面接 2021年11月
綺麗な綺麗な屋久島町役場で。
・合格通知 2021年12月
・屋久島への引っ越し 2022年4月
屋久島での離島留学のメリット
⚪︎自然が凄い!
・海(海水浴・シーグラス拾い・ウミガメ産卵観察・釣り・漁船等)
・川(リバーカヤック・河川調査・川遊び等)
・山(近所の山、白谷雲水峡、ヤクスギランド等)
・星
⚪︎子供たちとの生活
毎日のように目一杯遊んで疲れ果てて帰宅する子供たちを見るのはとても気分が良いです。
小学校の学童の手伝いやバトミントンクラブにも入っているため、地元の子供たちとの触れ合いも多くて刺激もらってます。
⚪︎意外とお金かからない
屋久島からの補助金は月60,000円。
留学制度を利用して家賃は月23,000円。
大きなドラックストアも屋久島空港近くに複数あって(コスモス・ドラックストアモリ)商品価格は東京と変わりません。(多分)
⚪︎Amazon届きます
到着までは数日かかりますが、ちゃんと届きます。Prime会員ならもちろん無料で届きます。スゴいAmazon!
屋久島での離島留学デメリット
●雨多い
林芙美子さんの本に出てくるように月35日は雨が降ることはありませんが、島のどこかで雨が降っている模様。湿気の高さで引っ越し早々いろんなものにカビを生やしましたため、早々にアイリスオーヤマ除湿機購入。換気とかをしないと大変なことになります。東京では加湿器を使っていたのに。
●仕事の問題
テレワーク可能な方、医療介護職の方はチャレンジしやすいかと思います。
ハローワーク求人も定期的にチェックしていますが、やはり医療介護職の求人が結構多いです。(徳洲会病院もありますし、介護施設というのは全国どこにでもあるものです。)
地元の方達にお話を聞くと仕事が屋久島になくて、島から出るという方が多いそうです。
●住環境
半水洗トイレという名の汲み取り式トイレです。最低でも月一は清掃車にきてもらって汲み取ってもらっています。快適なトイレライフに慣れていると面食らうかもしれません。そして虫との共同生活することになります。我が家でもアリ・ナメクジ・ウジムシ・羽蟻は発見済み。
●ガソリン185円/リットル
車がないと島内の移動どうにもなりません。そしてパンクも経験済み・・。
しかし、ガソリン入れたら野菜やフルーツをもらったり、東京のガゾリンスタンドでは考えられない出来事。今は東京もガソリン高いようですから、これはプラスマイナスゼロなのかもしれません。
まとめ:離島留学控えめに言って最高です!
屋久島の自然が本当に良く、人間のちっぽけさを感じる毎日です。徒歩圏に海・山・川があるというのは人生初めてで、目一杯遊んで疲れている娘たちを見るのは幸せ。
この留学生制度は1〜2年の限定ですが、この島での体験の凄さから本格的に移住していく家族がいるのもうなづけます。最近の移住ブームに乗っかったような形になりましたが、人生一度ということでチャレンジしてみてよかったなと感じてます。小さなお子さんがいる家族で自然を体験してみたいなという方にはぜひお勧めしたいです!(子供より大人が感動している可能性もありますが)
この離島留学開始から4ヶ月経過したということは、残すところあと残り8ヶ月(1年間で帰るとすると…)。もう1/3経過と思うと、本当にあっという間。残り期間も後悔ないようにじっくりと楽しみ尽くしたいと思います。
私自身、自然に囲まれた環境でいろんなことを考えることができています。
35年以上暮らした故郷「東京」が嫌いなわけではないですが、自然に囲まれる良さを噛み締めています!
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