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《答えた質問、共有します。 現代文編》#1

はじめに

 さて本日は、この時期(5月中旬)に頻発する質問から特に多い2つを共有しておきたいと思います!内容的には、普遍的な内容を中心に取り上げてお話していきますよ。

 質問って「簡潔」に答えるのが大事なわけですが、「正確」にお伝えするには、やっぱり言葉を尽くした方が良いのでね。

 それに、よく言われることだけど、「疑問に思うこと」って結構みんな一緒なんですよ!それが実感できると”安心”もできるんじゃないかなって思っているので。

 ちなみに、最も相談が多い「志望校・志望学部」の選び方に関しては、コチラの記事で詳しく説明しておりますので、是非ともリンクをご覧くださいませ!(想像以上にいろいろな方にお読みいただき、感謝感謝です~^^)

 僕が直接教えている方は、いつも通り、直接校舎とかにいる「実体を伴う僕」を捕まえて、また相談してね。(出没が少なくてすまん…(笑))

質問1 時間内に現代文の問題を解ききれません…。

 高3の一学期~夏休みの間は、気にしすぎることはありません。しっかり腰を据えて問題文と正面から向き合うという心構えが何よりも肝心です。

 先日のツイートが伏線になっていたわけですが、「きちんと読解のフォームを固める」ことが大事なのです!これが出来ていないにもかかわらずスピードだけを上げようとしても、すぐに限界が来ます。

 まずは、皆さんが習っているそれぞれの先生方の教えて下さる読解法を習得し、それを「自分のモノ」と言えるくらい自在に運用できるようにピカピカに磨き上げていきましょう!

 なお、読解法の習得は、理論面(=インプット)その実践(=アウトプット)の両輪が揃ってこそ実現されるものです。つまり、「読解の練習」も重要です!!授業の予習や自己演習の際には「自分の頭を使ってしっかりと考え、全ての問題を解こうとする」姿勢が重要です。

 まず最初は、何も参照せずに(例:国語辞典など)自力で問題と格闘しましょうね!実践して自分のモノにしていきましょう!

 「問題が解ける」ためには「本文が読める」ことが不可欠。まさに「急がば回れ」です! 一緒に頑張りましょう。

質問2 現代文キーワード集ってすぐやるべき…?

 これは、皆さんの日常語彙の運用能力によって解答が変わります。

 例えば、高1・2の時から一緒に勉強していて、常用漢字レベルの語彙運用能力が現代日本人(×受験生)としての「基本語彙力」であることをしっかり理解してくれていて、

① 常用漢字は”8割”方「読めて意味が分かって書ける」方

については、「そろそろ現代文キーワード集に手を出していっても良いね」ってお話します。ただし「絶対ではないかなって感じですね。

 それをご理解いただくためにも、上記に該当する方には、コチラの「現代文」の学習と「倫理」の学習の”シナジー効果”をまずは読んでいただきたいなって思います!他の教科科目との関連の中で考えてもらえると、より「学問的な広がり」が出てきて、楽しんで学んでもらえると思うんです。

② 常用漢字が”半分”以下しか「読み書き」出来ないし、意味なんて全然分かっていないかも…。

を代表として「基本語彙力」が不安な方は、すぐにそちらに取り組んで!

 あのね、「入試でいるから」って言うのはそうなんだけど、「今後の人生を生きていくうえで、君の語彙力が「ものを考える」際の絶対的な基礎になる」んですよ。ここが不足していると、「豊かな思考」が出来ない可能性がある。内田樹などが言うように、”人間は、母語を運用して思考する生き物”なので、その前提となる語彙力の欠如は「思考の先細り」を意味します。

 そしてもう一つ。日頃会社で働いていて思うのは、「語彙力には教養が出る」と言うことですね!

 これは、「難しい言葉を知っているな」ってことよりも、「日常語彙の意味をきちんと理解して、正しく使っているな」ってことが結構大事なんですよ。ビジネス文書を見ていて、「ここ、誤用だな」とか、説明とかを聞いていて「その表現、間違ってるな」とかってなることってあります。

 日常語彙関連の矯正は学生のうちにしておくと良いと思うので、まずは「常用漢字レベルの日常語彙の習得」が最優先です!

 では、標題の現代文キーワード集とはいつ向きあうのか?

 ココに関しては、「夏休み」をおススメしています!「「夏休み」に慣れ親しむ!!」に尽きます。あ、「暗記するじゃないです。「慣れ親しむ」んです。ちょっと言い方が気になるでしょ?(笑)

 「具体的な取り組み方」についてはまた後日記載しますので、そちらをご覧くださいませ!!

 その際に、僕のおススメのキーワード集もご紹介しますね!

 ちなみに僕は、自分の授業準備の際に計17冊(旧版も含む)のキーワード集を手元に置き、その中でも主に5~6冊を主力選手として活用し、数冊の辞書や辞典、そして専門書などを駆使して最終的な語句解説内容を決めていくことが多いです。

 つまり、単純計算でも有名どころで15冊(学校専売除く)は販売されているので、その中から、数冊をご紹介したいと思っています!

おわりに

 以上、本日は、

質問1 時間内に現代文の問題を解ききれません…。
質問2 現代文キーワード集ってすぐやるべき…?

という一学期中頃に頻発する質問から、特に聞かれることが多い2つを共有しました!もう少し共有しても良かったんですが、何せ「字数」が(笑)

 続きはまた別の機会にね!

 今回もありがとうございました!受講生の皆さんは、また次回、授業で元気にお会いしましょう!!

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 お互い、体調には気を付けて! ではでは~!!(^o^)/

 

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