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グループワークのファシリテーションで発揮するべき2つのコツ

社内研修でよく用いられるグループワーク

3名から5名ほどの社員同士で与えられた課題に対する解決方法を考えるというものである。


先日、弊社でも社内研修の中でグループワークが行われ、私がファシリテーターを務めた。

その際に得られたファシリテーションの2つのコツを書き出してみる。


グループワークファシリテーションで発揮するべき2つのコツ

①考える"間"を演出する。
②議論が行き詰まったり、違う方向に向かったらゴール地点に目を向けさせる


まず①考える"間"を演出するについて。


グループワークのミソは何と言っても考えること


社員がきちんと頭を使って考える環境を作るにはノイズを排除しなければならない。


考えようとする社員にとって1番のノイズはファシリテーターの気を使った一言である。


ファシリテーターは社員の貴重な時間を邪魔してはいけない。


社員の表情を注意深く観察しながら、考えるモードに入ったら後は答えが出ることをひたすら待つ。気まずかろうが関係なく待つ。


グループワークにとって、"間"は命である。


次に②議論が行き詰まったり、違う方向に向かったらゴール地点に目を向けさせる。である。


しっかり"間"をとって考える時間を演出しているにも関わらず答えが全く出てこない。


たくさんの答えが出てくるが、方向がズレてしまっている。ゴールに向かっていない。


ということは大いにあるあるである。


ここがファシリテーションの醍醐味である。


そんな時は、「何のために話し合ってあるのでしたっけ?」とゴール地点に目を向けさせる一言が効果的である。


その言葉で社員たちはハッとし、新たな視点で頭を働かせることが出来る。


ファシリテーターが発揮するべき役割とは、考える間を作り、正しい道を歩けるように後ろからそっと見守ることである。


グループワークファシリテーションで発揮するべき2つのコツ

①考える"間"を演出する。
②議論が行き詰まったり、違う方向に向かったらゴール地点に目を向けさせる。


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