鶏胸肉の塩麹漬け揚げ焼き(唐揚げ？)

日記

料理をしていると、記憶と結びつく瞬間がいくつもある。あの時の答え合わせをしている様で、うるっときたり、面白くなったり。毎日ご飯を作るって大変だ。

弁当を作った時には、1週間も続かなかった。働きながら、時間に追われ、朝は早く起きて、朝食と弁当を作り、仕事に行き、夜は酒を飲み5時30分に起きる。
そんな生活を10年以上続けてる母親は本当にすごいとおもった。

1週間ぶりの鍋でも、また！？鍋！？などと言っていた自分を叱ってやりたい、腹が立ったろうに。忙しい中献立考えるのは本当にしんどいよ、ましてや文句言う奴しかいないんだもん。でも、うちの料理は美味しかった記憶がほとんどだ、大人になって聞いてみると色々気を遣って作ってくれていたらしい。
今は数日前に作ったものを平気で何日も食べてる。

レシピ

この日は、どうしても唐揚げが食べたかった。塩麹、ニンニク、生姜に一晩付けた鶏胸肉に、片栗粉をつけ、白身を潜らせ揚げ焼きに。

片栗粉が舞った時に、祭りの型抜きの記憶がフラッシュバックした。あ、成功してお金もらったことなくて、型抜き食べてたな〜って。型についてた白い粉の香りが懐かしくて、やっとあれが片栗粉だったんだと10年後に答え合わせができてにやけてしまった。

日は中火でじっくりと硬くならない様に、ひっくり返したら蓋をして蒸す様に適当に焼く。火が通れば完成です。

あっさりとているのに、この柔らかさはずるい。
鶏胸肉は安いけどパサつくと言う記憶を植え付けた大学生の頃の自炊している自分に、塩麹に漬けろと教えてやりたい。

そんなよことよりも、美味しくできたごはん、型抜きの白い粉の正体が答え合わせできて嬉しくてついつい。

そんな日の夜ご飯でした、
写真は欲望詰め合わせ丼です

【材料】

鶏胸肉1枚
塩麹大さじ1
生姜1片(すりおろし)
ニンニク1片(すりおろし)
酒小さじ2
砂糖小さじ1
片栗粉　適当
卵白(なくても可)

①鶏肉は斜めに繊維を断ち切る様に大きめに適当な大きさに切っていく。
②卵白以外を、袋やタッパーに入れ、揉み込み
　15分以上つける。一晩つけるとさらに美味しくなる
③鶏肉に、全体に片栗粉つけ、卵白をコーティングして、熱して油のひいたフライパンに入れる。
④中火程度でじっくりと焼いて、色が変わったらひっくり返す。中まで火が通る様に、蓋をして5〜6分程度まつ。火が通れば完成。

※油はお好みの量でやってください。
胃が強くないのでめっちゃ少量で焼きました。