それ、年齢を感じさせる言葉ではありません!
「仏教にまつわる『へぇ~』な話:続編」をテーマに、仏教に関わる「へぇ~な話」をお伝えしております。
今回は、「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」
六根とは、眼・耳・鼻・舌・身・意の働きのこと。
つまり、六根清浄とは、
眼は不浄を見ない
耳は不浄を聞かない
鼻は不浄を嗅がない
舌は不浄を味あわない
身は不浄に触れない
意(心)は不浄を思わない
つまり、身も心も無垢清浄になろうという、祈りの言葉が「六根清浄」です。
古くから、山登りの時などに「六根清浄」を唱えながら歩いていた、と言われています。
当然、山登りでは、途中で休憩することもあったかと思います。
そして、休憩が終わったら再び歩き始めていたでしょう。
その歩き始める時にも、「ろっこんしょうじょう(六根清浄)」と発していたと思います。
「ろっこんしょうじょう」
:
:
「ろっこんしょ」
:
:
「どっこいしょ」
あなたは、腰を上げる時に「どっこいしょ」と声を出していませんか?
でも、「年齢を感じさせる言葉だから、なるべく使わないように」と思っていませんでしたか?
それ、実は祈りの言葉なんですね。
身も心も無垢清浄になろうとしているんです。なんと素晴しい言葉でしょうか!今後から、積極的に発してくだい!
事実を知れば、その捉え方も変わります。
是非、謝った認識ではなく、正しい知識を身に付けて頂き、「経営と人生を楽しむ」きっかけ作りをして頂ければと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?