6番に足の速い打者を入れると得点が効率的になりやすいという話。

こんにちは。明日も明後日もおかげです。

今日は打順です。打順悩みますよね。

基本的な考えとして1番は足が速くて、2番はバントが上手くて、3番はミート力が高くて、4番はパワーが・・・みたいな感じだと思います。

私は上位の考えはチームごとに違って良いと思っているのですが、個人的に5番、6番に足の速い選手が入ると得点効率が良いなと感じています。

なぜかというとそれ以降のいわゆる下位打線7〜9番はスタメンでいうと打てない選手が入っている可能性が高いからです。ということは上位に比べてヒットの確率も減る。長打の確率も減る。結果として得点が減るということです。

打順というのはホームラン以外は必ず前後が関係します。どんなに後ろが打っても前の打者が塁に出ないと得点にならないのです。自分がどうしても今日は相手投手と相性が悪い。でも後ろの打者が当たっている時など、普通に打ちにいくなら「点」です。ここで打つことを諦めて、四球や死球を取りにいくなら「線」となります。これが自然にできるチームは強いです。

これは守る時にも使えます。どんなに打てる打者がいて、抑えられなくてもその前後を確実に抑えれば少なくとも複数や大量失点を防げます。

ちょっと話が脱線しましたが、要は5、6番に足の速い選手がいると得点の幅が出るのです。足が遅いとまずスチールが難しいです。バントで送っても2塁からヒット1本で帰って来れません。ただでさえ、ヒットの確率が低いのに2本、3本と必要になります。かなり確率が悪いです。

足が速いと、スチールもできる、2塁から1本で帰って来れる。一死3塁でスクイズもできる。など作戦の幅も広がります。そして何より、上位が普通に打ってプレッシャーを掛けていくのとは別の次元でプレッシャーを与えることができます。これはバッテリーからすると嫌なはずです。使う神経が違うのです。そしてどうせ打てないからと思い切った作戦もできます。

しかも下位の打者に細かい戦術を仕込んでおくと(できたらノーサイン)得点は上位に比べて少ないものの、どんな相手にも安定して得点を稼いでくれるようになります。実際にゲームをすると分かりますがこれが大きいです。

ちょっと見方を変えて、5、6番に足の速い選手を入れてみてはどうでしょうか。

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