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【ダナン旅行記#4】火を噴くドラゴンが現実

バーナーヒルズから無事に帰宅し、ホテルで一息ついたところ小腹がすいたのでバインミーをデリバリーした。

今回は大きな卵とピリ辛が特徴のバインミー。

ここでもし今後ベトナムに行く機会のある方にひとつ言いたいのだが、街の屋台に出ているバインミーを食べるのは少々抵抗がある人も多いだろう。しかし、道にポツンと置かれた質素なバインミーショップこそが絶品なのだ。雑に切られ、ゴロゴロとした大きな具材が少し硬いパンに挟まっている。最高である。

おやつにバインミーを食べたところで再びダラダラとベットの上で過ごしていたが、重い腰を上げて街へ出た。

夕飯にミークアンを食べた。
興味本位でヘビを食べてみると骨がぶっとく魚のような触感だった。タイガービールで流し込んだ。

街に出た理由は毎週金、土、日にドラゴンブリッジで行われるファイアーショーを見るため。
幸いにもこの日は金曜日だったので、夜のダナンを楽しみながらドラゴンブリッジを目指し歩いた。

道中に出会った某人気キャラクターのネズミ。人間の手と顔に若干の違和感を感じたが、写真を撮らしてくれる寛大さは本物のようだ。写真を撮り終えるとキャンディをくれた矢先、なかなか高い金額を請求してきたので丁寧にキャンディを返して立ち去った。
これをパクリと呼ぶことすら本家に失礼な気もしてきたが、まあ面白い経験をさせてもらった。

ドラゴンブリッジ。ダナンの中心にかかるこの橋はとてつもない存在感を放っている。都市のど真ん中の橋にドラゴンをかけてやろうという発想は、日本では笑われて終わりではないだろうか。

そんな意味でもこのドラゴンはものすごく象徴的だし、自由で遊び心あるこの国がすごく好きだとこの橋で確信した。まさに文化の違いを感じる旅の醍醐味だった。

目がハートの形をしていて実にキュート。
そしてしばらくすると火を噴いた。その暑さで汗をかきそうなほどすさまじい炎。

炎を一通り出し切ると中和するように今大量の水を噴射。僕たちの被害は最小限だったが、現地の子供たちは水が一番かかるところへ真っ先に走っていった。そんな姿に感化された僕の友人二人もまた大量の水に飛び込んでいったのだが、水の出る方向が変わって全然濡れていなかった、、
ドラゴンにしてやられたというわけである。

ファイアーショーも見終わり歩いてホテルへ帰る途中、少しお洒落なコンビニを見つけて入ると、なんと日本のファンタグレープが売っていたのだ。

同じコーラやレッドブル、ファンタでもベトナムだと少し味が変わっていて、絶妙に口に合わなかったところでの出会い。真っ先にかごに入れた。

湖を見ながら三人でファンタを飲んだのだが、久しぶりの体に染みついた味はもはや感動した。

ホテルに到着し、シャワーも浴びたところで最後の締め。前回ベトナムに来た時に食べたこのジャージャー麺が美味しかったのを思い出し買ってみると止まらなかった。この旅でかれこれ5、6回はこのジャージャー麺を食べただろう。この日も最後の締めにインスタントジャージャー麺をビールで流し込み、ダナン観光2日目が終わった。



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