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魚釣りを元にに経済を考えてみた!

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皆様は魚釣りをした事あるでしょうか?私はプロフィール及びアイコンの通り、魚釣りが好きです!特に好きなのはバス釣りです^_^今回はその魚釣りを元に経済を考えてみました。(以下釣りとします。)

なぜ?釣りなのか?という事ですが、釣りで考えると経済で起こる現象や経済学の立場による社会観の違いが見えやすいなと思ったからです。なお、あくまで例えとしての説明なので所々不備があると思いますが、御容赦願います。

現実の経済は釣りの中でも特に管理釣り場(いわゆる釣堀)が状況的によく似てると思ってます。管理釣り場の構成としては釣りをする池と魚を養殖する池とに分かれており、状況に応じて管理している方が養殖池の魚を釣場に入れたりして釣れやすさや魚の量を調整します。また各釣り場にはルールがあります。使えるルアーのサイズだったり、針の形状だったり、持って帰れる魚の数など様々です。これをそれぞれ以下のように当てはめてみます。

養殖池=中央銀行

釣り池=実体経済

魚=貨幣

管理者=政府

ルール=規制

釣り人=国民

釣り池の魚の自然繁殖=民間の信用創造(実際の管理釣り場で自然繁殖はほぼあり得ません)

という風に例えてみます。そうすると、色んな経済現象が見えやすく説明しやすくなります。(と個人的に感じております。)

例えば、なぜ収入に差が生じるのだろう?って考えた時に国民を釣り人と考えるとイメージが付きやすいです。人によって釣りの上手さは変わります。プロから上級者、初心者まで色んな方がいます。プロや上級者は数を釣ったり、大物を釣ることが出来ますが、初心者にはなかなかできません。そういった能力差が収入の差になっていくと思います。これが健全なレベル…要は能力ごとの差であれば不満に思う人は少ないと思います。しかし、これが格差と言われるほど、大きくなってしまうと問題が起きます。これも管理釣り場で例えると、大物ばかりの釣り場だったり、養殖池からの放流が少ない釣り場だと能力差が大きく出てしまいます。本当の釣りだったら別に良いんですけど、経済で同じ事をやると生き死にの問題になります。

インフレ、デフレも魚=貨幣と考えると分かりやすくなります。魚が多くおり、上手い人は上手い人なりに下手な人は下手なりに釣れてる状態ならマイルドなインフレ(経済成長)状態と言えるでしょう。現実の釣り場ならファミリー向けの管理釣り場と言えます^_^魚の数がそれなりに居れば自然繁殖によって増える可能性は高まるので、養殖池から魚を入れる必要も少なくなります。デフレの場合は逆になります。魚の数が少なく、上手い人ばかり釣れて下手な人は全然ダメという事になります。こう考えると今が個人主義的な傾向になるのが分かりやすくなるのではないでしょうか?みんなが釣れてない中、釣れてる人がいるとかなり目立ちます。

いわゆるハイパーインフレも魚=貨幣と考えると、釣魚としての価値が極限まで下がる=魚が死んでプカプカ浮いてるという風に考えれば、自ずと簡単に起きえないのが分かると思います。起きたとしたらそれは災害等の有事か管理者側が釣り場を維持出来ないトラブル等が起きたと言えます。ちょっとやそって放流量を増やしたところで、そうそう死んだりしません。もしすでに限界なら魚が死に出すなどの兆候が見えるはずです。これも現実社会でも同じ事が言えると思います。もし、ハイパーインフレになるとか言うのならば、現状で何かしらの兆候が見えてないとおかしいです。

また管理釣り場に例えると、財政出動しても効かない時もある!というのも理解しやすくなります。例えば、釣り池にいる魚の量は十分いるのに何やっても全然釣れない事はあります。その場合は大抵、天候が急変し過ぎて魚が反応が悪くなるパターンが多いです。つまり外的要因の大きさによっては思った通りに財政が効くわけではないのが分かると思います。かと言って効果が無いから無意味とはならないのはこの例を考えれば分かると思います。しっかり増やせば反応の良い魚は少なくない数現れるからです。

量的緩和政策やいわゆるリフレ派が主張してた期待インフレ率もこの例えを使うと、どの程度の効果でどのくらい無意味だったのか分かると思います。量的緩和政策は言ってしまえば養殖池の魚の量を増やす!だけの政策でした。そして、期待インフレ率は釣り池の魚が全然釣れない…と釣る気を無くしてた釣り人に、「養殖池の魚を増やす⁉︎これは良く釣れるようになるかも!」と思わせ釣り場に向かわせ、景気を良くしようという考えでした。管理釣り場で例えればこの無意味さが良く分かると思います。なので、第二次安倍政権の時に少し景気が上向いたのも財政出動を増やしたという面のが圧倒的に大きいですが、この勘違いによって多少活発になったのはあると思います。しかし、養殖池の魚を増やしても釣り池に魚を流さなければ当然釣れません。こっちに流してない…と気付かれたら活気は失います。

こうやって管理釣り場で考えると経済政策の正しい姿は

釣りに来て良かったと思えるように魚の量を適時コントロールして、能力に合わせて釣れる量やサイズを調整するのが最適解になってきます!

では、なぜ?そうならないのか?と言う事です。管理釣り場に当てはめて考えたら皆が楽しめるように調整するという答えになるはずなのに、そう考えない人がいます。その根本的な理由として、いわゆる主流派経済学が…

経済を管理釣り場として見ておらず自然の湖沼の釣り場で当てはめて考えている!

と考えると分かりやすくなります。つまり彼らには以下の4点しか注目点がない事になります。

釣り池=実体経済

魚=貨幣

釣り人=国民

釣り池の魚の自然繁殖=イメージは金銀のような天然資源で信用創造による貨幣創造は想定していない(信用創造を想定していても又貸し論)

この視点で考えると今の理不尽な政策も納得がいきます。

・天然の湖沼なので魚の数に限りがあります。なので、釣は過ぎないように注意しないとダメ=クラウディングアウト

・養殖した魚を入れたら最初は良くても生態系のバランスが壊れて魚が死ぬため釣れなくなる=ハイパーインフレ

と言うように自然の湖沼のにいる天然の魚が貨幣という認識に変わるため、それを人為的にコントロールするという観点が無くなります。なので、コントロール方法が丁寧なキャッチ&リリースを行わせる=増税し、インボイス制の導入のように取りこぼしを無くそうとする。あくまで釣りという形を壊さない程度にあらゆるルアーや道具を投入する=規制緩和…さらに言えば上手い人達は上手い人同士で情報共有し、どこで釣れて何が効くのかをいち早く知ることで格差が広がります=株式投資だったり行政に入り込んで誘導したりし、富める者はますます富み…格差が広がります。

と言うように魚の数=貨幣の量が一定で考えてしまうため現状維持に努めようとします。ですが、現実は釣り人が増えたり釣り人それぞれの技術が向上すれば、魚の量が足りなくなり釣れなくて困ってしまいます=経済発展出来る機運が高まっても出来ない。と言うことになってしまいます。そこで取れる対策は2パターンしかなくなります。

1.キャッチ&リリースの強化は当然ながら釣り方を自分で工夫したり、道具を手に入れたり、釣り方を学んだりして自分の力で切り拓け!=新自由主義的対策

2.キャッチ&リリースはやらなきゃ犯罪レベルでやり、釣り方から道具、釣る時のマインドまで含めた規制の強化!=社会主義的対策

1はぱっと見、頑張れば何とかなりそうと見せかけて、自分で頑張らなければならいない上に釣り方を学んでも肝心要の内容(釣れるポイント)は教えてくれません。応援と支援するように見せかけて少しずつ釣り人を淘汰する方法になってきます。

2は逆に締め付けることで、新規参入自体を増やさないようにします。そして、すでにやってる方に対してはルールを徹底させたくさん釣らせないようにします。

実際の釣りはどうなっているかというと、1はバス釣り、2は雷魚釣りが当てはまると考えます。

バス釣りに関してはキャッチ&リリースを基本とはしますし、なるべく大切扱うために例えばネスト(産卵床を守るバス)は狙わないようにしましょう。的なマインドはありますが、そこまで強くはないです。その代わり、毎年毎年新しいルアーや釣り方なんかがポンポン出てきます。(んでもって鳴り物入りで出てきたらいつの間にか消えたりします(笑))

雷魚釣りは完全に統制社会です。ルールを非常に厳しくして数を守ろうとします。詳細は過去記事を見て頂くと分かります。他の方とトラブルを起こすレベルです。新しいモノも出てきたりしますが、バス釣りほど目まぐるしくありません。ルアーに至ってはフロッグしか使われないので、既存の製品のマイナーチェンジレベルです。

実際の釣りなら別に問題ありませんが、こと経済に至ってはこれでは困ります。しかし、魚は全て天然物という見方をしてしまうと、魚を放流=財政を出すとバランスが崩れる…何か方法は?ってなった時にいわゆるリフレ派の言っていた量的緩和政策になります。どっか別の養殖池で魚増やしてアナウンスすれば皆、期待してまた釣りが活発になるだろう?って考えになるのも理解できます(笑)

いかがだったでしょうか?釣りする人なら理解できるかもですが、知らない人から見たら理解しづらかったかもしれません。取り敢えず、主流派経済学というのは…

勝手に縛りプレイをしてるのにそれを強要してくる!

という迷惑な存在だと考えます。最後まで読んで頂きありがとうございます!







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