~高校物理における微積の薦め~ part.1
高校物理でとある3つの公式を覚えさせられた
記憶がある人もいるのではないだろうか??
「急に出てきてこれなんですか?(は?)」、
「もう頭が痛い!!」、
「こんなもの覚えていません!」という人へ
この記事を読め!
(上から目線でごめんなさいm(__)m)
分からなくてもとりあえず分かった気になって
読めば、前に言っていた内容がつかめるので
ぜひ最後まで読んでほしい。
式の意味
まず上から順にこの式がどういう意味を持つのかを考えていこう。
❶ v=v₀+at
v はvelocity(速度), a はacceleration(加速度), t はtime(時刻)からきている。
それを踏まえると式の意味は
「速度=初速度+加速度×時刻」
(「初速度ってなんやねん!!」
と思った人は最初の速度と考えてほしい)
❷x=v₀t+at²/2
xは場所(位置)を表すから式の意味は
「場所=初速度×時刻+(初速度×(時刻)²)/2」
❸v²−v²₀=2ax
先程のことを踏まえると
「(速度)²−(初速度)²=2(加速度)×(場所)」
式の意味の例
おそらく❶❷❸を踏まえたうえでも
意味が分からないという人が多いと
思うので下にその例を示す。
上の画像を見てもらえばわかると思うが、10秒後の車の速度vを求めたい。
まずはわかっているものについて考えてみる。
わかっているものは
加速度 a と初速度 v₀ と 時刻 t これを踏まえると
❶ v=v₀+at が使えることがわかる。
よって、数字を入れていき計算すると
v=60 と計算できる。
(ちなみに❷を使えば車が10秒後どこにいるかわかる)
まとめ
学んだ3つの公式を使う利点は
未来の動きがわかるということだ。
例で示したように確かに
10秒後の車の場所や速度が分かった
(実際はもう少し複雑なのだが、、)。
どうしても理科系が好きになれない人へ
この記事を最後まで読んでくれた方の中には「こんなこと考えなくても生きていけるからいい」と考えている人もいるだろう。しかし、このようなことを考えている人がいるから安全に生きていけるこの国があるのも事実なのだ。理科系を嫌ってもいいが、そのおかげで 今の自分自身があることを忘れてはならない。筆者自身日々痛感している。
次回予告
上記3つの公式がなぜ成り立つかを証明します。
(タイトル回収はおそらく
まだ先になりそうです(。-人-。) ゴメンネ)
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