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旅,写真

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#旅

5/12まで【写真】Playground Becomes Dark Slowly@日比谷公園

 「日比谷公園で、粋なアートイベントが開催中」アート好きの友人からメッセージが入り、某日の夕刻、訪れてみた。  ほんとうに粋な、心が動くイベントだった。その記録を手短に写真で。 某日、夕刻、日比谷公園  銀座方面から、日比谷公園へ。  公園入口すぐに、地図による作品案内がある。 「はなの灯籠」永山祐子(土曜日開催)  まず、地図「C」の作品へ。土曜日のみ開催のため、ただ池を観るだけになったけれど、  水面に花々が浮かぶようすを思い浮かべる。 「余白史」細井美裕

【写真】鵜戸神宮,宮崎空港から成田へ

 神話の旅、宮崎。その最終日。 鵜戸神宮  空港に向かう前に、鵜戸神社へ。  神社の朱色と、青い空と海の美しいコントラスト。  この、異国リゾート風の風景には、目が慣れてきたけれど、  この神社には、やはり驚いた。  岩の入口まで、急な階段を下る。 奇岩と亀石  洞窟を出ると、改めて目に飛び込んでくるのは、特徴的な奇岩。  この神社では「運玉」と呼ばれる、素焼きの小さな玉が売られていて、  説明にあるように、下の写真の「亀石」をめがけて投げ入れる。  風

【写真】MIHO MUSEUM(滋賀県) トンネルと秘宝

 MIHO MUSEUMを訪ねてきた。「山奥にすごい美術館がある、予備知識はあえて入れないで、行っているのがおすすめ」という話を聞き、足を運ばずにはいられなくなった。 MIHO MUSEUMまでの道程 仲間たちの中にこの日に行きますという人たちがいたので、「会えたら会えたで」とい緩い感じで、全国さまざまな場所から美術館を目指した。  わたしの場合は、朝に都内を出発、品川から新幹線に乗り、京都の1駅手前の米原で下車、在来線で石山駅へ。そこからは、バスが運行している。  石

【写真】モエレ沼公園,秋の散策:Day1

 「北の大地へ!」を合言葉に、札幌に集まって、  友人たちとイベントを愉しみ、打ち上げと札幌の夜パフェ文化を満喫したあと、  ひとり旅モードに入って、モエレ沼公園へ再び。 雨上がりの道を、モエレ沼公園まで  札幌駅からは1時間程度。いろいろな行き方があるが、この日は、地下鉄から路線バスに乗り、豊畑バス停から20分ほど歩くことにした。  実は、朝は激しい雨だった。天気は依然として変わりやすく、時折傘をさした。 公園全体図  モエレ山が迎えてくれる。  公園全体図

【写真】豊島②絶景の棚田-清水-家浦港

 瀬戸内海、豊島。ひたすらのんびりと、島旅。  海に向かって広がる棚田の前では、言葉を失ってしまう。  このダイナミックな場にふさわしいカメラのレンズを、一本予備で持ってくればよかったと後悔。次はちゃんと備えて来よう。 絶景の棚田を後に、のんびり次へ  この場所は、下の路線図⑥。ここから④を目指して歩く。  上り坂の途中に、ため池と牛たちを発見。  やがて、前方にバス停が見えてくる。  「清水前」。 「唐櫃岡の清水共同用水場」  このバス停すぐの場所に、日本

直島【写真】-草間彌生[赤かぼちゃ],夏空

 フェリーで直島を訪れるとき、真っ先に視界に入る屋外作品、草間彌生の「赤かぼちゃ」。  瀬戸内国際芸術祭の紹介でも、直島のアート「01番」。  この作品よりもずっと前、「アートの島・直島」の黎明期に展示されている(※台風で破損したりして、現在のものは昨年再設置された)黄南瓜と並んで、この島のシンボル的存在だ。  12月には、クリスマスの飾りで周囲が彩られていたり、 塗り直し中、だったりもした。 フェリーからの[赤かぼちゃ]  まず、高松港ー直島(宮浦港)間のフェリ

モエレ沼公園④【写真】噴水,ビーチ,ピラミッドetc.-イサム・ノグチ

 初夏、快晴、モエレ沼公園(札幌)。  引き続き、写真とともに振り返っていく。 海の噴水  春から秋までの、1日のうちのとても限られた時間に運転される噴水。  限界を知らないかのように、高く、高く。言葉はもう必要なく、ただ眺めるだけで爽快だ。  近寄ればこのように大迫力が楽しめる。そして、ガラスのピラミッドやモエレ山など、高いところから眺めるのも気持ちがいい。  夜にはライトアップされるそう。交通手段の限られた旅人には、ちょっとハードルが高いかもしれない。 モエ

モエレ沼公園②【写真】[モエレ山] -イサム・ノグチ

 初夏のモエレ沼公園。晴天と気持ちの良い風に恵まれた。  今回からは、写真とともに巡っていこうと思う。 まるで遠くの山のような。目の愉しい錯覚  広大な公園の、シンボルのひとつが「モエレ山」だ。かなり遠くから、その美しい稜線が見える。なんとなく、遠くにある山のように感じられる。  ところが、近づいていくと「?」となっていくのだ。例えば、慕の写真に、特に違和感はないと思う。人物の大きさとの対比で、遠くに山がそびえているように見える。  しかし、これはどうだろう? 山頂

【実験】写真のkindle本4冊を無料にしてみた(~2/6 16:59まで)

 流行りのワーケーションという絶好の隠れ蓑を得て月に1回は島旅をし、昨年秋頃から、撮った写真ををkindle本にまとめることをしてきた。特に商売にするつもりもなく、Kindle Unlimited会員の方に観てもらえればいいなと思っていたのだけど、「最大5日間/90日間」無料設定にできると知り(全世界のAmazon、で、らしい)、やってみることにした。 ※無料期間は、日本時間の2月6日月曜日16:59。 ①【2023改訂版】島への旅,浄化: Short Story & P

【写真】睦月,直島② パブリックアートと海,空,雲,

 2023年1月の直島の旅。施設全面メンテナンス期間中に訪れてしまったのだけど、ひとけのない島で、珍しい経験ができたのは書いた通り。 ■高松港10:14発フェリー  ただ、旅程は短縮し(また2月に来ます)、この日は滞在さいごの日。手が届きそうなふわふわの白い雲が立ち込める高松港、10:14発。  船はもちろんすいていて、デッキもほぼわたしひとり。空を見上げると、鳥たちが美しい列を作りながら飛び去って行った。  どう見ても曇りなのだけど、予報では晴れ間もあるという。船が

【写真】快晴. その6 江ノ島と鵠沼海岸。富士山と月は何処に?

 時間ができたので、午後、小田急新宿駅発、片瀬江ノ島へ。 ■快晴、富士山は雲の向こう  危険を感じたほどの強風だった前回に比べて、今日は風も穏やか。ただ、富士山は雲の向こうらしい。 ※すべての写真の加工は、最小限のトリミング等のみ  富士山のシルエットは、こちらを↓  どこまでも青空が続く。まだ陽も高いので、鵠沼海岸のほうまで歩いた。  石段に腰掛け、iPhoneのkindleアプリ立ち上げる。本を読みつつ、時折サーファーたちを眺めた。  上空を旅客機が、轟音とと

【写真】快晴. その5[夕景]@片瀬江ノ島,富士山シルエット

 快晴予報の日に、カメラと一緒に近場に出かけるようになった話を書いてきた。  東京から足を延ばして、片瀬江ノ島にも行っていた。自宅(兼作業場)基点で、約1時間半後に着けると気づいたからだ。しかも、駅からビーチまでは、すぐ。  ある夕方は、こんな、ムンクの「叫び」の背景ような風景が広がっていた。※すべての写真の加工は、最小限のトリミング等のみ ■カメラ新調、レンズ新調→片瀬江ノ島へ  実はこの日は、新しいカメラの試し撮りだった。新宿の北村写真機店で購入して(その前に2回

【写真】快晴,東京. その4[晴天と夕景]@台場

 秋、快晴。そんな日に、カメラと一緒に近場の夕景を観に行くようになった、ことについては今までも書いた。  今回は、台場について。  台場は思い出深い場所だ。雑誌編集者時代に、ウエディングドレスの撮影場所として旧・ホテル日航東京(現・ヒルトン東京お台場)をお借りしたのが最初だと思う(らせん階段に、ドレスが美しく広がった)。また、屋外ジャグジー付きのスイートで、ウェディングパーティ風のシーンを作って、モデル撮影をさせていただいたこともあった。  当時の住まいは狭くて、常に気

【写真】快晴,東京. その3[夕景]葛西臨海公園

 気まぐれに思い立ち、「快晴」の日にカメラ持参で夕景を観に行くようになった、ことについては今までも書いた。 ■すっかり「夕景」に嵌りこむ  「自宅(兼作業場)基点:電車移動」で、ざっくり目的地までの所要時間を検索すれば、  六本木ヒルズまで約30分、  東京タワーまで約35分、  お台場海浜公園まで約50分、  片瀬江ノ島まで約1時間半。  という感じで、日没時間(今は17時前後、なのでできれば16時半頃)到着として逆算すれば、仕事を切り上げた後でも夕景に間に合う