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”寄り添う”って何?

”解放心理学カウンセラー&元気注入” あばどん です。

今回は、「寄り添う」について
あばどん的視点でお伝えできればと思います。

「寄り添う」ってどういうことだと思いますか?

  • 側にいる?

  • 手を握る?

  • 話を聞く?

  • 同調する?

こんなイメージが思い浮かぶと思います。
相談する人にとって、
上記のようなことはとても心地よく感じます。

事実、理解してもらっているように感じ
親近感・信頼感が湧いてきます。

実は、違います…違うと思います

あばどん的解放心理では、「寄り添う」は
ただそこにある事実を受け止めてあげることです。

相談する人の相談することを理解することは
その立場にならない限り
本当の理解は不可能です。

例え似たような立場を経験した人でも
決して同じであるはずがありません。

以前私はある人に相談を受けました。
その人は、結婚していた際にそのパートナーに
何度も何度も、けなされていたそうです。
その後離婚をしましたが、それがトラウマとなって
精神的に立ち直れない状態が続いていました。
あるとき「死にたい」という衝動に陥り
電車に飛び込もうとしたそうです。

その時は、周りの人に止められたが
死にたいという気持ちが10年以上続いていたそうです。

この話を聞いたときに、
ところどこ共感できるところがあり
「わかるその気持ち」「そうだよね」「私もそうだった」
と、話をしていました。

そんな中、「本当の私の気持ちはわからないはず」と
ズバリと言われてしまいました。

軽率な共感が、
相手にそのような言葉を言わせてしまったのです。

そうです。
私には、その人の本当の気持ち
心情はわかりません。
わかった振りをしてはいけなかったのです。

だから、決してしてはいけない事・・・それは
共感です。

もしその人は「わかってくれてありがとう」と
共感した私に共感したことへ感謝を感じたならば
それは、とても恐ろしいことです。

その人の中で、
その時感じていたことをより印象付ける行動になったのです。

今の私は、違います。
本当の事実をしっかり受け止めます。
それがあばどん的解放心理のstep1である
「寄り添う」ということです。

苦労や苦痛、嫌な思いは経験したくありませんが
やはり、経験が人を成長させるのでしょうか?

次は、あばどん的解放心理「ホッとする」について
お伝えできればと思います。




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