そろばん大会は是非参加しよう!
そろばんを習う=検定試験=段位取得目標!
そんなイメージあると思います。
事実ではありますし、武道で黒帯を取るように段位取得を目標にそろばん、
暗算を練習する事はとても良い目標です。
自塾も基本的にはその方向で年間カリキュラムを組んでいます。
検定試験は自分との戦いなので他の周りの生徒さんの成績云々はあまり関係ない。
加えて、検定試験問題は全問正解するのが目標ですし(合格は各種目15問中10問ですが)それも十分可能な問題構成になってます。
なので、ゆっくりとノンビリ進む生徒もいれば、スラスラとすぐ昇級する生徒達も沢山います。
これはそろばんの良いところで、一人で黙々と練習に打ち込める&すぐ隣、周りには一緒に頑張る仲間がいる。
一人で黙々と練習するのが好きだけど、他に仲間がいたら嬉しい、
そんな方にお勧めの習い事だと思います。
大会に出る意義とは?
ピアノやバレエを習っていれば発表会がありますよね?
サッカーや野球を練習すれば試合がありますよね?
そろばんの練習成果を発揮(発表)する場は「大会」です。
出たくないなあ、トロフィー取れないし。その気持ちはわかります。
参加者全員が参加賞としてのメダルを取れる大会にするのか、
それとも上位の参加者だけが表彰されるような形にするのかは運営側として悩ましい問題です。
全員にメダルが取れるから出場させたいという親もいますが、それは大会と言えるのか?と思う方もいると思います。
自塾が全生徒に毎年出場をお願いしている大会は2つです。
1.カルガリー、シアトル、ポートランドによる合同でのオンライン大会
2.北米珠算連盟主催の通信大会
オンライン大会の概要:
シアトル、ポートランド、カルガリーの教室の地域大会
総勢約150人参加予定
解答、採点は全てアプリで完結(紙は一切不使用!)
参加者は全員各自宅からオンライン参加
珠算練習級7級より参加可能、段までの合計8カテゴリー別表彰
総合(掛け算、割り算、見取り算各2分30秒)
読み上げ暗算
読み上げ算
総合、読み上げ暗算、読み上げ算合計得点も表彰
一番の違いは学年や年齢別のカテゴリーではなく、そろばんの練習級別の大会です。そろばん級が同じなので基本的にはほぼ実力は横一線、誰にでも表彰のチャンスがあるようにとこの形にしました。
参加者全員がメダル等を貰えるよりも、上位の参加者だけがトロフィーやメダルを貰えるシステムにしています。
北米ですので進行や読み上げ算は英語のみで行います。
通信大会の概要:
北米珠算連盟所属教室加盟校が各教室で行う紙形式の通信大会(記録会)
総合種目(掛け算、割り算、見取り算)3科目で各5分毎
実施週を設け、期間内に完結、採点後、本部が記録集計する
学年&年齢別カテゴリー、級別では行わない
参加者全員が参加賞としてもメダルを貰える
金、銀、銅、参加賞メダルの4種類のメダル贈呈
ランキング形式で順位を決める
掛け算、割り算がまだできない生徒たちは見取り算(足し算引き算)のみのカテゴリーもあるので、実質、全生徒が参加可能。
記録会なので同じ日に同じ会場で一斉に大会するものではないが、同じ問題を解いているのでこの年齢でこれくらい点数とれる、と比較ができるので塾としても刺激をもらえ、次回以降の目安の点数等を知る事ができる。
始めたばかりの子供達も参加可能なのでこの機会はとても嬉しいです。
日本のそろばん教室と違い地理的に各所属教室はとても距離があるので、
数多くの大会に参加する事は難しいのですが、アバカスカルガリーでは、
上記の2つの大会出場は全生徒に出場してもらいながら年に4回予定されている検定試験合格に向けて生徒達は日々、切磋琢磨しております。
全米大会も8月に毎年予定されており、その大会にも沢山の生徒さんが出場してくれれば尚嬉しいです。
次回は、シアトル、ポートランド、カルガリーの合同オンライン大会の結果様子を書こうと思います♬
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