Great Pretender 今更ながら追っかけて見たら面白いです。


こんにちは。

今日は久しぶりの有給でのんびり家でだらだらしてたのでアニメをみておりました。

「Great Pretender」面白かったです。

Netflixで見られるのでおすすめです。

https://www.netflix.com/title/81220435?s=i&trkid=13747225


どういう話しかというと、義賊物です。



ワンエピソードあたり、6話くらいあるので大体3時間あればひとつの物語が味わえます。


全体的に結構細かいところまで話や設定が練られていますが、手を抜いている所はきちんと抜いているのがいいです。


例えば、登場人物の名前にコードネームみたいなのは出てこないです。


こういう、人を騙す商売で一番怖いのは、身元がバレることだと思います。


ですが、このアニメはエピソード毎に固定メンバー以外の人間関係はリセットされるし、銭形警部っぽい存在がエピソード間を跨いで出て来たりすることはないので、キャラクター名むき出しでも問題ありません。


また、その方がアニメの演出としてわかりやすいし、一々登場人物の名前を覚え直す必要がないため、みている方は楽ですよね。


そんな感じで、こだわるポイントがエンタメとしてうまく作用するならば、アニメ内の設定として活かす方針なのかなぁと思います。

そう言う意味でいうなら、このアニメは国が変わる毎に言語が変わります。これって意味あるのか?っていうと、めちゃくちゃあるよ。

まず臨場感でるし、主人公の言葉が海外で訛るためのきっかりになります。そして、この訛りこそが感情を演出するときの鍵になります。

この辺の話はなんかいずれ書きたいですけど。とりあえず放置して進めます。

というか、過度に設定を凝りすぎるならそもそも義賊集団なんて、ほぼほぼありえなくなっちゃいますからね。精々アノニマスみたいなネット上に偏在するクラッカー集団をモチーフに据えた場合だろうと思いますが、ドラマとしてそれが面白いのかというと疑問になりますしね。



さて、


この物語の黒幕である義賊集団はコンフィデンスマンといいます。


こいつらの目的は悪い奴らから金を騙しとる事だけなので、プロジェクトが立ち上がるとその度に集まるフリーランス集団という側面も持ち合わせております。


基本的に悪い奴らというのは頭が回るから法外な動きができるため、そいつらを騙すべく、コンフィデンスマンは出来得る対策を打って打ってうちまくり、金を分捕ろうとします。


そこがいわゆるこのアニメのエンタメポイントです。 


その対策が功を奏す事=どんでん返しになります。


この、予想だにしない所っていうのはどういうことかっていうと主人公の枝豆君からすると思いつかない事です。



特にそれが味わえるのは、メンバーが揃う前のエピソード1。なぜ主人公がコンフィデンスマンとして活動するようになったのかという経緯を語る話しです。




今作の主人公は日本人で、詐欺が旨すぎる青年。

自称日本で一番詐欺がうまい男です。

これは第一話をみてもらった方が早いでしょう。青年が下町の婆さんに蛇口につけるタイプの濾過装置を買わせるために様々な策を弄しますが、結構手間暇こねています。

まず、咬ませ犬となる訪問販売員を用意します。そいつにまずは浄水器を怪しく婆さんに買わせようとします。その時に募らせた不穏な感情を種に今度は青年が婆さんの所に近づき、申し訳なさそうに濾過装置を売りつけます。


これうまいですよね。

詐欺として分かりやすいのは、いかにも詐欺っぽく詐欺をすることですが、それでは詐欺師として能力があるかどうか分かりません。

ですが、最初に如何にもな詐欺師を用意して後者の手段と絡めることによって、あっこいつ詐欺がうまいんだって視聴者は納得します。

つまり、詐欺というのは気づかれたら終わりなゲームですから、1話の冒頭にして小さなどんでん返しが起きている訳ですね。

その小爆発が小刻みに発生し、最終的にはスターマインを散らしていく。それが「Great Pretender」というアニメであることがここで既に示されています。

また、この詐欺の手法をみると、アニメを通じて思うこととしては、感情を揺さぶられた方が負けてるなってことです。

義理と人情とはよくいいますが、それは堅気の世界の話であって、法外な行為がよしとされる世界ではやはり無駄でしかありません。(今回の詐欺の主眼は、婆さんの心の中を水に対する恐怖で陥れて、その隙をつくように濾過装置を売ること。でした。)


で、これが1話の最初で繰り出されるってことは、どういうことなんだってばよ。


本作の主人公枝豆青年は詐欺がうまい普通の青年なので、小さな犯罪は沢山できますが、その規模がデカくなるとびびります。ですが、詐欺がうまいということは度胸があります。


繊細だけど、センスがあって度胸のある主人公にコンフィデンスマンが目をつけ、日本で一番詐欺がうまくて素質があるなら、世界で一番の詐欺集団に入らない?とは騙される話しがエピソード1なのです。


ポイントは感情のどんでん返しなので、

是非主人公の目線に立ち、物語を追っかけて見てください。










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