【受かるESはここが違う】ESを書くときに大切なポイントを6つ紹介!
「ESを提出してもなかなか面接に進めないな…」
「どうすれば受かるESが書けるんだろう?」
と考えている就活生の方はいませんか?
企業によって異なりますが、ESの通過率は約50%だと言われています。
つまり、ESを提出したとしても半分は落されるのです。
ESが通過できないと、企業に“自分がどのような人間なのか”すら見て貰えません…
とても悔しいですよね。
しかし、ESには、
・受かるES
・受からないES
があり、それぞれにはいくつかの特徴があります。
そこで、今回はある企業の人事の方の意見を参考にして、
“受かるESを書くために大切なポイント6選”
を紹介していきたいと思います!
本記事を読めば、評価されやすいESの書き方が分かります。
では、内容へ。
1. ESとは
ESとは、就活において学生が企業に提出する書類です。
気になる企業に対して自分をアピールする最初の場となります。
企業ごとにESで問われている項目は異なりますが、よく聞かれる質問として、
①志望動機
②自己PR
③ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)
の3つが挙げられます。
もし、それぞれの項目の具体的な書き方を知りたい方がいましたら、下記の記事を参考にして下さい!
【志望動機】
【自己PR】
【ガクチカ】
2. 受かるESのポイント6選
ESには様々な評価基準があり、それは人や企業によって異なります。
しかし、その中でも共通して重要とされているポイントはいくつかあります。
そこで、本章では、
“受かりやすいES“
を書くためのポイントを6つ紹介していきます!
①簡潔で分かりやすい
受かるESのポイント1つ目は”簡潔で分かりやすい”です。
簡潔に分かりやすく書かれているかどうかは、ES内で、
・誤字脱字がないか
・読みやすい位置に句読点が打たれているか
・1文が長すぎないか
・論理性があるか
などが相当します。
社会人になると、人に何かを伝える機会がかなり増えますよね。
例えば、
・人に指示を出すとき
・取引先にプレゼンをするとき
・上司に報告するとき
など。
このような時に“簡潔に分かりやすく伝える能力”はとても重要になります。
そのため、ESでは“簡潔で分かりやすいか”に注目されているのです。
②結論ファースト
受かるESのポイント2つ目は”結論ファースト”です。
結論から書くことで、読み手である人事はたった1行読むだけでESの全体像を把握することができます。
例えば、
(志望動機の場合)
私が貴社を志望する理由は○○だからです。~
(自己PRの場合)
私の強みは○○です。~
(ガクチカの場合)
私は○○に最も力を入れました。~
このように最初の1文を書くことで、結論ファーストのESを書くことができます。
企業の人事は多い日ですと、1日に何千ものESを確認しないといけません。
そこで、もし読みづらいESを手に取ってしまうと、
「読みづらいから、読むのを辞めよう」
と読んですら貰えないこともあるでしょう。
反対に、読みやすいESを手に取ると、
「読みやすいな、この学生はどのような特徴があるのだろう?」
と興味が湧きますよね。
まとめると、ESを結論ファーストで書くことにより、
・読みやすくなる
・読み手が興味を持ってくれやすくなる
ということから、ESの評価が高まるのです。
③型に沿った構成
受かるESのポイント3つ目は”型に沿った構成”です。
型に沿って書くことにより、自身が“分かりやすく論理的に伝える能力があること”を示すことができます。
ちなみに、
・自己PR
・志望動機
・ガクチカ
には、それぞれにおいて“型“があります。
例えば、ガクチカの場合ですと、
①概要
②理由・きっかけ
③背景
④課題選定
⑤具体的なアクション
⑥数値+感情
⑦学び・気づき
以上が論理的かつ分かりやすく伝えることができる“型“となっています。
この“型”に従うことによって、分かりやすい&論理性があるESを書くことができるのです!
④論理が飛躍していない
受かるESのポイント4つ目は”論理が飛躍していない”です。
論理の飛躍とは、文章を書くときに犯しやすいミスとして知られています。
(論理の飛躍あり)
お腹が減ったから、スマホの電源をつけた
(論理の飛躍なし)
お腹が減ったから、ご飯を食べた
上の文章を読んだ人は、
「え、お腹が減っているのにどうしてスマホの電源をつけたのだろう?」
と思いますよね。
しかし、もう1文加えてみると、
(論理の飛躍無し)
お腹が減ったから、どんな料理を作るか調べるために、スマホの電源をつけた
となり、論理性が整いました。
「自分はそんな論理の飛躍が起こるような文章なんて書かないよ」
と思った方もいるかもしれませんが、大小差はあれど、かなりの高い確率で、ESでは論理の飛躍が確認されます。
また、論理の飛躍は先ほど紹介した“型”に沿って書いたとしても、起こってしまいます。
そのため、あなたのESで論理の飛躍が起きていないかどうか確かめるためには、
①自分で“論理の飛躍が起きていないか”をしっかりと確かめる
②先輩や信頼できる人などに確認して貰う
という対処法を取ると良いでしょう!
⑤具体的なエピソード
受かるESのポイント5つ目は”具体的なエピソード”です。
ESで大切とされている要素の1つに、
“読んだだけで、その人がどのような人物かを想像できる”
というポイントがあります。
《具体的なエピソードがないガクチカ》
私はバイト先である居酒屋の閉店の危機を救うことに最も力を入れました。私が働いていた○○駅近くの居酒屋は、隣接店に比べて売上と顧客満足度が低く閉店の危機と言われていました。原因を分析した結果、お客様が満足のいく接客ができていないことに気づきました。そこで店長と社員2人と私の合計4人で改善策について話し合い、満足度を上げる施策を実施しました。その結果、店内アンケートの顧客満足度が30%向上しました。さらに売り上げも20%向上し、閉店を免れました。
エピソードの内容や文章構成は素晴らしいと思いますが、読み手は
「この子は結局何をしたんだろう?」
「なんだか嘘っぽいな」
と疑問に思うでしょう。
ここで必要だとされる要素は、
・お客様が満足できていない原因の詳細
・アルバイトメンバーと話し合った内容
・満足度を上げるための施策
などの具体的な描写です。
《具体的なエピソードがあるガクチカ》
私はバイト先である居酒屋の閉店の危機を救うことに最も力を入れました。私が働いていた○○駅近くの居酒屋は、隣接店に比べて売上と顧客満足度が低く閉店の危機と言われていました。原因を分析した結果、新規客のリピート率が低いことが分かりました。そこで店長と社員2人と私の合計4人で改善策について話し合いました。この話し合いで出た改善策である、3回以上ご来店して下さったお客さんのファーストドリンクを無料にするキャンペーンを展開しました。その結果、店内アンケートの顧客満足度が30%向上しました。さらに売り上げも20%向上し、閉店を免れました。
先ほどのESに比べると、
・原因
・実際に行ったアクション
・改善策
などが具体的かつ鮮明になりましたよね。
このように、ESに具体的なエピソードを入れることでより“自分がどのような人物か“をアピールすることができます。
⑥企業が求めている人材にマッチさせる
受かるESのポイント6つ目は”企業が求めている人材にマッチさせる”です。
企業には、それぞれ“企業が求める人物像”があります。
例えば、トヨタ自動車では、
“自ら高い目標を掲げ、周囲を巻き込んで挑戦していく人”
が自社が求める人材だという記載がありました。
つまり、ESにて、
・目標高く
・周囲を巻き込むことが得意
なことを示せれば、トヨタはあなたを欲しいと思うでしょう。
そのため、あなたがESを書くときは、
「自分のESを読んで、応募企業の理想の人物像を思い浮かべることができるか?」
という視点を持つことで、ESの通過率を上げることができます。
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3. まとめ
✅受かるESのポイント6選
①簡潔で分かりやすい
②結論ファースト
③型に沿った構成
④論理が飛躍していない
⑤具体的なエピソード
⑥企業が求めている人材にマッチさせる
以上が今回の記事のまとめです!
一見評価されやすいESを書くことは難しそうに見えますが、今回紹介したポイントを反映させることで、あなたのESを
“受かりやすいES”
に変身させることができます!
本記事を参考に、もう一度自身のESを見直して頂ければ幸いです!
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今回の記事は以上で終わります!
では、また次回の記事でお会いしましょう!
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