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ドイツ語の響きがなんかささるんだよな…な話。

娘が中学高校と通った学校は、日本語がメインではあるものの、色々な外国語が飛び交っているのも日常風景。

特にドイツ語が多い。
まず担任がドイツ人、クラスにドイツからの帰国子女、毎年講師として沢山のドイツ人教師がやってくる。
授業としてのドイツ語は高校2年からだったものの、そんな環境だからだろうか、日常的なやり取りであれば、ドイツ人とドイツ語のメールを辞書無しである程度できるくらいにはなっていたのだから、ビックリする。

■ドイツ語呪文説■

外国語が全然ダメな私からすると、ドイツ語はファンタジー系RPGゲームの呪文のようにしか聞こえない。

「ゲガンゲン!」

「ゲゲッセン!」

なんかすごそう。
岩系魔法ってカンジ。
岩系ってよく分かんないけど(笑)。
意味はそれぞれ、“行った” “食べた” だそうな。

そしてめちゃくちゃ耳に残る。
意味忘れるけど、響きだけは忘れない。
理由もなくゲゲッセンと叫びたくなる(謎)。

■娘から教わったドイツ語あるある①シャウエッセン■

ドイツといえばやっぱりビールとウィンナーだ!
というか知識が乏し過ぎて、他の名産品を知らない。
でもいいや、どっちも美味しいから♪

で、ウィンナーといえば、シャウエッセン!違いますか?(゚∀゚)
違いませんね。
パリッツパリの皮に詰まったジューシーなお肉。
ウィンナーって何か色々入ってて、あんまり体に良くないかもしれないけど、病みつきになるヤツ。

ドイツ = ウィンナー = シャウエッセン ってことは
シャウエッセンってもしやドイツ語なのではーーー???

そう思って娘に聞いたところ、はいはいそれね ってカンジで、何やら定番中の定番のもよう。ドイツ語からの造語なのだそうだ。

【独】schau 観る(観劇)
【独】essen 食卓・食べ物

娘「要するに直訳するとね、食卓を観る って意味。
  ただただ食卓を観るだけ的な。」


( ゚∀゚)・∵. ブハッ!!
なんじゃそりゃ、テーブルに並べられたシャウエッセンを、ひたすら観賞する会か!
食べたいっつーの。

もちろん販売元の日本ハムさんでは
「シャウエッセンはただただ食卓を観るだけという意味でございます」
等とは一っ言も口にしてはおらず、

「シャウエッセン」とは、ドイツ語の「シャウ(schau)」と「エッセン(essen)」をあわせた合成語です。「シャウ」は英語の「Show」にあたり観るや観劇を、「エッセン」は食卓や食べ物を意味します。そんな楽しい意味を込めてネーミングされました。
<<引用>>シャウエッセンQ&A

となっている。

■娘から教わったドイツ語あるある②ティッシュ■

娘がテーブルにこぼしたココアを私が拭こうとして、ティッシュに手を伸ばした時。

娘「ティッシュってさ、ドイツ語でテーブルのことなんだよねぇ。
  だから、テーブルの上のティッシュ ってドイツ語で言おうと、
  わけが分からなくなるんだよねー」

マジかー。
スペイン語の「アホ」がニンニクの意味 っていうのは、よく知られてると思うけど、ガギグゲゴばっかりに聞こえるドイツ語にも、まさか同じように日本語に聞こえるけど外国語!があったとはー!

ん?ティッシュって日本語じゃないけどな。

【独】Tisch テーブル
【独】Papiertaschentuch ティッシュペーパー

ってか、そんな悠長にドイツ語うんちく披露してないで、早くココアを拭け娘よ!(^皿^;;;)

ゲゲッセン!と唱えたら、テーブルの上のティッシュで混乱することなく、こぼれたココアが拭けたらいいのに。岩系魔法だけど。

というわけで、2020年3月8日Twitter投稿のスピンオフ
「ドイツ語の響きがなんかささるんだよな…な話。」でした。


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#どうでもいい話 #スピンオフ
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