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おかえりモネ【第21話】感想。

タイトル画像は、その週の内容のイメージに合わせて、背景を変えてみてる。

第5週は「勉強はじめました」という、ついつい“はじめました”につられて、AMEMIYAが歌ってるのを思い出してしまいそうなサブタイトルなのだが、
私個人的には「商品開発はじめました」のイメージが強い週だったので、木目調にしてみた。

毎回余談から始まる、見直し視聴おか“わ”りモネ、本日もはじめます。


◎第21話まとめ感想◎

とにかくこの回は、菅波ファンが増え始める最大のきっかけとなった回!ともいえそうな

伝説のバスの回!!

登米へ戻るモネ。
途中出会う男性2人。まずはりょーちんこと幼馴染の亮。
盆船奉納に行かれなかったのは仕事ではなく、父親である新次が酒で暴れたためだ。

この繊細で優しい男子が、泣いたりわめいたりもできず、友達に話すこともできず、
震災からずっと1人で踏ん張って立ってきたことを考えると、本当に胸が痛くなる。
とはいえ、ちょっとかまってちゃんだなぁ と思ったり…。

そしてバス(BRT)に乗り込むと、そこには無愛想マン菅波先生。
会釈しながらも目をそらすとか、どんなけコミュ障なのだ?!(;'∀')

このシーン、見直し視聴だからこそ思うけど、菅波先生とりょーちんがニアミスというか、
見送る側と迎える側みたいな配置というか、なんか深いなぁと思ったり。

そして、このバスの中の菅モネのシーン、かなり尺取ってるんだよね(;'∀')

菅波節炸裂する中、あんまりめげずに喋りかけ続けるモネとか、
話しかけるなと言わんばかりに資料を読み始めるとか、
その資料をモネがジッと見るのはちょっと嫌なのに、モネが気象予報士の本を出したらめっちゃ見るとか…

こいつなんやねん!(笑)

それでいて、眠っちゃったモネの荷物が落ちそうになるのを、慌てて支えようとしたり…

とにかく、とどめさしたように人づきあいが苦手なんだけど、
本当は周りに気を使ってるんじゃないかなぁ と思わせる。
このギャップに、朝ドラファンは、徐々に浸食されていくのであ~る。

で、このバスの中で、嫌そうにしているわりには、あれもこれも色んなことをモネに喋っちゃう菅波先生。

この対比よ!

聞いて欲しそうにしながら一切喋らなかったりょーちんとは真逆なのだ。

そこでやっぱり気づくよね、あぁ、モネと恋に落ちるのは、菅波先生だ!って。
恋愛トレンディドラマなら、あえて、イケメンでミステリアスなりょーちんに走るかもしれんが。


◎第21話のビビビ◎


「ごめん、なんか言ってもらうの、待ってるみたいだな。」

バス(BRT)乗り場で、一緒にバスを待とうとしたりょーちん。
でも無言で…。
モネに声をかけられるも、遮るように立ち上がって言った言葉。

そうだね、待ってるんだろうね。
で、待ってるみたいだな って言っちゃうところが、どこかで聞いて欲しいと思っていて、
まぁ、言ったらかまってちゃん言動とも言えるのだが、
りょーちんにとってそれができる相手は、モネだけなんだろうな。

モネが話を聞くと伝えても、そういうのはいいと拒絶する。
でも、辛いのも苦しいのも悲しいのも、わりとダダ漏れていて、
これ、朝ドラじゃなくて、恋愛ドラマで女子がやったら、視聴者に嫌われるヤツなんじゃなかろうか(;^ω^)

菅波
「何も 聞いていませんが…」

バス停で見送ったりょーちんのことを幼馴染だと伝えるモネに対して言った言葉。

えーーーっとぉ。
この一言だけでツッコミどころ満載なんだが(;^ω^)

無理に窓外へ目をやったり、それでいてソワソワと視線を泳がせたり、
急にモネに話しかけられて、ちょっとハッとするというか、ビクッとするというか、
その時の表情も、何でそうなるかーっ?!って吹き出すレベルだしwww
で、この台詞の言い方も、舌足らずのような、モゴついてるというか。

チーン(ーー ってなるモネが、当たり前の反応だけど、
そのモネもモネでめげないというか、気にせず喋りかけていくタイプ。

菅波
「これはぁ!…東京の同僚に…」
「僕はっ、サメの生態に興味があるだけです。」
「サメは自然治癒力が高いんです♪ 400年生きてる個体も存在するというし…、動物界最強の生命力には惹かれるものがあります♪」

菅波先生が持っていたサメのぬいぐるみを、可愛いと言ったモネに、謎の動揺、謎の返事。
しかもいっつも不機嫌そうなくせに、なんか笑顔、楽しそう。

私だったら、何も聞いてませんけどの仕返しに、
そこまで聞いてませんけど(ー▽ー って言っちゃうかもしれないなぁ。

これ聞かされたモネのポカン顔に、プチ逆切れで「いいですっ」って。
この時20代後半だと思うんだけど、菅沼先生の言動には、子どもか!って度々ツッコミたくなる。

で、やっぱりさらに、それでも喋りかけていくタイプのモネ(笑)。

菅波
「僕は人生で3回牡蠣を食べて、3回とも酷くあたっているので、
 リスク回避の為にもう食べないことにしています。」

おじーちゃんの作った牡蠣が美味しいから、登米のみんなで食べて欲しいと言うモネの言葉を遮って、
これ言うんだわー(;´д`)あちゃー、言い方~~~。
しかもモネが言い終わらない内にかぶせてきたーーー。

あたしゃ、この子の行く末が心配だよぉぉぉwwwwww

しかし、まぁ、これが菅波節!
だんだんとイケメン風発言になってしまって、初期の菅波節が懐かしく感じるんだが~~~。

菅波
「だとしたらぁ、買う本が間違ってます。」

モネが読んでいた気象予報士試験の本を見ての会話の中で出た言葉。
試験を受けるというより、仕事自体に興味があると言ったモネに対して。

わりと言いたい放題言う菅波先生。

自分は最初に読んだのは『ブラックジャック』だったとか、ブラックジャックだったというのは嘘だとか、
何その冗談?!モネが笑っていいところ?いやいや、全くそんな雰囲気ないし、
じゃあ何でそんな嘘いうのか~???(゚∀゚)

モネの場合は漫画や絵本から始めた方がいいって言うんだけど、
それは確かに一理あるんだろうけど、ブラックジャック絡めて自分は違いますアピールの後に、
それはないよなー、とにかく言い方~~~(;^_^(;^_^(;^_^


菅波
「手伝って欲しいと言われて、仕方なく。」

登米の診療所通いを中村先生から頼まれた話をしていて。
“仕方なく”を、あえて強調してくるんだなぁ(;´д`)
菅波先生、最後にマイナスイメージこめた言葉を、わざわざ入れてくるよねぇ。
倒置法みたいな感じ?

中村先生には頭が上がらないんだ とか、言い訳するんだけど、
ってか、サメのぬいぐるみもだけど、言い訳発言多いよなぁwww
でもそこはモネに「分かります」と言われて、えっ?分かりますって言った?
みたいなビックリ顔しちゃうし。

気持ち隠して他人とは距離取って生きてる風を装ってるけど、
とにかく気持ちがダダ漏れである(笑)。
それでこそ俺たちの菅波。

菅波
「嫌いですね。」
「あの人と一緒にいると…自分の未熟さばっかり思い知らされる。」

指導医中村先生のことがそんなに嫌いなのか?と聞くモネに、
苦虫嚙みつぶしたような顔で嫌いと答えた菅波先生。
ちょっと可愛いんだよね、このシーン。
でも本人にはわりと重くのしかかってるんだなって分かるのが、それに続く↑2番目の言葉。
仕事を初めて少し立って慣れてきて、こんな風に思う若者、多そうだな。


モネ
「山のごどは好きだし、木の仕事も…面白いと思ってます。
 でも、私は海で生まれたので、やっぱり、漁業とか…
 海の仕事の役にも立ちたいなぁって」

なぜ気象予報士なのか、他に仕事に役立つ資格があるんじゃないのか と菅波先生に聞かれ。

コレ、ちょっと、見直ししてみてビックリした台詞なのだ。

気象予報士になる前 どころか、まぁまだ勉強すら始めたとは言い難い状況の中で、
モネはすでにちゃんと、気象予報士になって地元で役に立ちたいってことを、はっきり言ってる。

震災後、絶望に近い喪失感の中で立ち止まっていた子ではあるけど、
気象に興味持ってすぐの頃から、目指すとこは決めていて、
しかも物語が後半戦に入ると、そこへちゃんと飛び込んでいってる。

そんなモネに、SNSではけっこう辛辣な発言する人も多いけど、
他人の力ばっかりじゃなくて、ちゃんと自分の力で生きてると、私は思う。
そもそも、他人の力を得ることができる、助けてくれる人がいる ていうのも、
その人が持ってる能力の1つなんじゃないかな。
周りへの感謝もちゃんと持ってると思うよ。

菅波
「そこから、始めればいいんじゃないですか?
 こう…ただ、目の前にあるものを、不思議がったり、面白がったり、
 そういうところから深めていった方がいいんじゃないですか。」

風を肌で感じるモネに、投げかけた言葉。

それだよ、菅波ーーーーー \(T▽T)/
アンタでもちゃんと言えんじゃん!
漫画とか絵本とかの方がいいって言うの、最初からこう言えば良かったじゃん。
なぜに小学生が好きな子に照れ隠しで言うみたいなことすんのよー(笑)。

言い方大事よなー。

中村先生
「語るねぇ~~~」

上記、菅波先生語り中に、中村先生登場。

ヤダ(笑)。
これは嫌われるだろ(笑)。


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というわけで、
~ビビビとキタ台詞で振り返る おかわりモネ~
『第21話感想』
でした。

読んでくださりありがとうございました。

いやー、やっぱりこの回は伝説だわー、面白過ぎた!

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